学部・研究科・附属病院の歴史

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薬学部・薬学研究科

トピックス

卒業生からの投稿

薬剤師として働き始めて感じたこと

平成22年度 卒業式 細胞分子薬効解析学分野
南カリフォルニア大学(USC)プログラム

 私は今、病院で薬剤師として働いています。薬剤部内での調剤業務、製剤業務、病棟での服薬指導等を主に行っています。働き始めて8年目を迎えましたが、この8年間だけでも様々な患者さんに遭遇しました。英語しか話せない患者さんも見えました。私は特に英語が話せるわけではないのですが、そういった患者さんと交流をとることも私は好きです。
 英語に対して苦手意識をなくしてくれたのには、大学5年の時に経験した「南カリフォルニア大学(USC)でのプログラム」が大きく関わっていると思います。USCではアメリカの薬学教育、薬剤師の仕事を肌で感じることができただけでなく、国籍や大学の枠を超えて友情を育むことができました。USCで出会った友人とは卒後も交流があり、研究職に就いた友人、商社や薬関連の企業に就職した友人等が各分野で活躍している話を聞き、多くの刺激を与えてもらっています。
 病院には毎年、実務実習の学生がきます。実際に実習をする立場となり感じるのは、OSCEやCBTのおかげか、優秀な学生が多いことです。学生の皆さんやUSCの友人をみていると、まだまだ私も成長できるのだと感じることができます。栄養についても極めたいし、抗がん剤・抗生剤の知識も深めたいです。薬と関係の深い腎機能や透析についてもまだまだ学び足りません。薬剤師の後輩や友人に負けないようにこれからも努力と研鑽が必要だと感じています。

 

南カリフォルニア大学(USC)プログラム
南カリフォルニア大学(USC)プログラム

石原(堀場)さゆり(平成24年卒)