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薬学部・薬学研究科

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卒業生からの投稿

創薬基盤研で知った本学薬学部のすごさ

化合物スクリーニング講習会の様子
化合物スクリーニング講習会の様子

 名古屋市立大学開学70周年、誠におめでとうございます。
 今この文章を読まれている皆さんは創薬基盤科学研究所をご存知でしょうか?がんの治療薬で有名な「オキサリプラチン」や「モガムリズマブ」の研究開発に関わった本学が創薬研究をさらに強化するために平成23年に設立した研究所です。本研究所は平成28年度には文部科学省の創薬基盤科学技術開発研究拠点に認定され、中部地区における化合物スクリーニングの研究拠点となるべく力を注いでいます。縁あって私は平成30年度に本研究所の特任助教を務めました。この1年前まで私は服部光治教授の主宰する本学薬学部の病態生化学分野に所属しており、基礎研究に従事しておりました。そんな私にとって、化合物スクリーニングは全く未知の世界であり、東京大学創薬機構と共同開催した化合物スクリーニング講習会を聴講した際は「本学でも製薬企業のようなスクリーニングができるのか!」と興奮したのを今も覚えています。また、業務の1つとして本学薬学部の共同研究業績をまとめる機会があり、その際は国内外問わず多くの研究機関と多様な研究をしている本学薬学部のすごさを改めて知りました。本学に入学したいと思う生徒さん、これから研究室を選ぶ学生さんに伝えたいことは、本学薬学部ならどこでも素晴らしい研究ができるということです。ぜひ素敵な学生生活を過ごし、世界から必要とされる人材となれるよう心から応援しています。


化合物スクリーニング講習会の様子
化合物スクリーニング講習会の様子

水上 智晴(平成26年卒)