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同窓会長祝辞

剣陵会(経済学研究科同窓会)

剣陵会会長
杉本 和夫

剣陵会会長
杉本 和夫

 筆者は剣陵会の4代目の会長でありますが、名古屋市立大学の経済学部を昭和44年(1969)に卒業、34年後の平成15年(2003)に56歳で社会人大学院に入学、平成22年(2010)に博士後期課程を終えました。学部と大学院、いずれも名古屋市立大学というケースは、経済学研究科ではまれなケースであり、学部同窓会の「瑞山会」、大学院同窓会の「剣陵会」の2つの同窓会に所属しています。したがって、18歳から22歳までのいわゆる青春時代と、56歳から63歳までの中高年時代に、滝子にある名古屋市立大学に通ったことになります。つまり、社会人になる前とシルバー・エイジから今日に至るまで、名古屋市立大学にお世話になり、ご縁があったことになります。
 大学院では自分の研究したいテーマを指導教官の指導を得ながら論文に仕上げるのですが、”something new”が必要となるため、関係するテーマについての先行研究が欠かせません。そのために研究テーマに関連する4つの学会に入会、大学院での研究成果を発表する機会を得るとともに、学者ではありませんが学会理事として、学会の中の内幕を垣間見る機会もありました。
 剣陵会があるおかげで、大学院修了後も同期や同じ研究室の仲間や有志で勉強や研究の機会が持てることはとても刺激的です。「人生100年時代」を迎えて生涯学習が叫ばれる中、学ぶ機会があることは人生を豊かにします。剣陵会は、私にとってとても大きな存在です。