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オープンカレッジNo.1「最新の知見に基づいた正しい救急処置」


最新医学講座:オープンカレッジ 2018年第1期のご案内
2018年第1期講座(2018年6月~2018年7月)
  • [開講日程] 平成30年6月1日(金) ~ 平成30年7月20日(金)
  • [応募受付期間] 平成30年4月23日(月) ~ 平成30年5月11日(金)
  • [選考結果] 平成30年5月23日(水)
  • [コーディネーター]名古屋市立大学病院 救急科 部長/服部 友紀
手洗いなどの予防行為、酸素投与や輸液など当たり前に行っている簡単な医療行為、不測の事態にあなたが行う蘇生などの応急処置、これら一つ一つに深い理論が有り日々新しい知見が報告されています。この中には常識と教えられて行ってきたことが今では全く通用しなくなっている事さえ有ります。本講座では、一般市民から医療従事者まで幅広い方々に興味を持っていただけるような救急処置に関わる様々なテーマを取り上げ、なぜその処置が必要なのか、もっとも適切な処置は何か、そこにはどんな理論があるのか、医療現場の最前線で活躍する医師・看護師が最新の知識を盛り込みながらわかりやすく解説します。

第1回 6月1日 (金)

1次救命処置~突然の心停止に対してあなたがするべきこと~

名古屋市立大学病院 救急科 部長/服部友紀

突然の心停止により年間およそ7万人の方が亡くなっていると言われています。突然の心停止はいつでも誰にでも起こりえますが、「その場にいるあなた」が適切な蘇生行為を行うことで、かなりの確率で救命することができます。突然の心停止とはどのような状態なのか、何が起こっているのか、何をすれば助けられるのか、何故助けることができるのか、など1次救命処置の理論と実践についてわかりやすく解説します。本講義の後から、あなたはより的確により理論的に救命処置を行うことができるようになります。

第2回 6月8日 (金)

酸素投与と輸液の意義

名古屋市立大学病院 救急科 部長/笹野寛

救急患者によく行う酸素投与と輸液、誰もが知っている治療ですが、実は深い理論があり患者の病態や疾患によって投与量も投与速度も全く変わります。酸素投与を行うには体内での酸素の役割について、輸液をするには体の水分構成や調整の仕組みについて理解する必要があります。また現在酸素投与法には単純な酸素投与から人工呼吸器など機械による呼吸補助まであり、輸液にも様々な種類があります。本講義では、基本的な体内生理学に始まり、医師がどのような理論で酸素投与や輸液治療を選択・決定しているかわかりやすく解説します。

第3回 6月15日 (金)

応急処置~こんな時どうすれば良いか~

名古屋市立大学病院 救急科 副部長/山岸庸太

窒息、誤飲(タバコ、灯油、液体洗剤)、虫刺症(ヘビ、ハチ、ムカデ)、動物咬傷(犬、猫、ネズミ)に対して、どんな処置を施せば良いのか、病院に行くべきか、すぐに処置すべきか放置して良いのか、判断に迷う事は多々あります。本講義ではこのような偶発的に起こってしまった被害に対する適切な応急処置について、救急現場の第一線で働く医師がわかりやすく解説します。応急処置の理論と実践を学び、明日から慌てず冷静に対処できるようになります。

第4回 6月22日 (金)

熱中症と低体温症~体温調節の仕組みと破綻~

名古屋市立大学病院 救急科 部長/服部友紀

夏になると必ず話題になる熱中症。寒い冬に救急搬送されてくる低体温症。いずれも人間が本来備えている体温調節機能が何らかの原因で破綻し死に至る大変危険な病態です。そもそも人間はどのように体温を調節しどうなると破綻するのか、高体温や低体温は何故身体に悪いのか。これらを理解し熱中症や低体温症の対処法および治療法について学びます。6月に入り熱中症が問題となる季節です。しっかり病態を理解し適切な対処法を学びましょう。

第5回 6月29日 (金)

手洗い、消毒、滅菌の意義

名古屋市立大学病院 看護部 感染制御室主任/田上由紀子

傷の処置や注射や点滴などの医療行為を行う際には、医療者は手洗いし、患部を消毒し、滅菌した器具を使います。これらは救急処置を施す前の大変重要な行為です。しかし手洗いで何を流し、消毒で何を消し、滅菌で何を滅ぼしているのか、詳しく説明できる医療者も実はそれほど多くありません。そのため手洗いの不足や過剰な消毒ということが多々起こっています。本講義では医療行為の基本中の基本である「手洗い」「消毒」「滅菌」に焦点を当て、これらの違い、適切な使い分け、どのような場面で必要なのか、などわかりやすく解説します。

第6回 7月6日 (金)

敗血症~敗血症を知ろう~

名古屋市立大学病院 救急科 部長/松嶋麻子

あなたは敗血症という疾患を知っていますか?局所の感染が全身に波及し、その結果多くの臓器を障害してしまう、未だに死亡率の高い医療者にとって重要な疾患です。それゆえに新しい研究成果が日々報告されている疾患でもあります。敗血症を治療する重要なポイントの一つは「早く気づき、早く治療を開始する」ことですが、病院に来るのが遅れてしまうケースが少なからず存在します。本講義では、「敗血症を知る」を目的として、敗血症の症状、原因、病態についてわかりやすく解説します。

第7回 7月13日 (金)

創傷の処置~最新の治療法~

名古屋市立大学病院 形成外科学 教授/鳥山和宏

擦過傷、火傷、切創、挫創など様々な傷を「創傷」と呼びます。創傷に対する治療は日々進歩しており、昔から行われてきた治療法は今では全く異なる方法になっています。「傷」に対してあなたはどんな応急処置をするべきでしょうか?本講義は、創傷がどのように治癒していくのか、様々な創傷に対して正しい処置法は何か、を理論立てて解説します。また創傷治療の分野で最先端を進むスペシャリストならでは最新の治療法についても紹介します。

第8回 7月20日 (金)

2次救命処置~心停止に対して病院内で救急医が行っていること~

名古屋市立大学病院 救急科 部長/服部友紀

突然の心停止に対しては、発見者(一般市民)、救急隊、病院搬送後の医師・看護師の的確な処置と連携が大変重要です。1次救命処置の講義では「その場にいるあなた」が行う蘇生行為の重要性について解説しました。本講義では病院搬送後に救急医や看護師が心停止や心停止に陥らんとしている症例に対して、どのような理論に基づいてどう判断しどんな処置を施しているか、高度な救命処置について最新の知見を交えながらわかりやすく解説します。