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マンデーサロン開催報告 新任教員着任講演会 2025 part2


ZOOMと対面でのハイブリット形式にて新任教員着任講演会を開催いたしました。
講師の各先生方に発表内容をご報告いただきました。


2025年10月27日(月) 16:30~18:00
場所:名古屋市立大学山の畑キャンパス1号館 207教室

●岡部真智子先生「誰もが地域で安心・安定して暮らすための住まいと地域」

報告者は、社会福祉学の立場から高齢者を中心とした住まいやその生活を支える地域の取組みに関する研究を行ってきた。今回はこれまでに取組んできた「高齢者の住環境整備における専門職支援」「住み続けの限界がある高齢者向け住宅」「高齢者が住み続けられる地域のあり方」「すべての人が住まいを確保し住み続けるための地域づくり」にかかる研究の概要を紹介した。住環境を整備することは、福祉的支援を必要とする人だけでなく、すべての人に重要といえる。住宅や福祉、官民など、さまざまな関係者が地域の中で顔が見える関係をつくり協働する、またそれを施策として取組むことは誰もが地域で安心・安定して暮らしていくことにつながる。


●杉山有沙先生「社会的弱者の人権保障の現状と課題」

報告者は、主に社会福祉対象者を想定した社会的弱者の人権保障について研究してきた。本報告は、判断過程統制がなされるものの、広範な立法行政裁量を認める憲法25条論を問題視し、憲法上の権利の保障として「社会福祉」がより厳格に保障される憲法理論を構築することを目的として行われた。具体的には、報告者のこれまでの研究成果に基づき、①憲法25条以外での憲法条文で社会福祉を根拠づける可能性、②憲法における社会福祉対象者の個人像の転換・拡張を図ることで、憲法25条以外の対象者として、権利主張を行う可能性、そして、③前述①と②を踏まえて、憲法25条論の再構成を行う可能性の3つを示した。