マンデーサロン開催報告 新任教員着任講演会 2026 part1
ZOOMと対面でのハイブリット形式にて新任教員着任講演会を開催いたしました。
講師の各先生方に発表内容をご報告いただきました。
2026年6月8日(月) 16:30~18:00
場所:名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス1号館 206教室 (ZOOM併用)
●渡部朗子先生「成年後見制度改正の動向―国連障害者権利条約からの示唆」
成年後見制度は、判断能力が十分ではない対象者(本人)の保護と支援を行うための制度である。本人を保護するために、保護機関(成年後見人等)が代理権、同意権、取消権を行使するが、その範囲が広いために本人の自己決定権を必要以上に制限してしまっている。障害者権利条約は、本人がもつ能力を発揮するために必要な支援を行うことにより、本人が自ら意思決定ができるようにするための支援(意思決定支援)ができるように法制度の改正を求めている。障害者権利条約の内容をわが国と同じ法体系の民法の規定の中で反映させたドイツ世話法(ドイツの成年後見制度)から示唆を得て、意思決定支援を導入するために必要な法的要素を考察をした。
講師の各先生方に発表内容をご報告いただきました。
2026年6月8日(月) 16:30~18:00
場所:名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス1号館 206教室 (ZOOM併用)
●渡部朗子先生「成年後見制度改正の動向―国連障害者権利条約からの示唆」
成年後見制度は、判断能力が十分ではない対象者(本人)の保護と支援を行うための制度である。本人を保護するために、保護機関(成年後見人等)が代理権、同意権、取消権を行使するが、その範囲が広いために本人の自己決定権を必要以上に制限してしまっている。障害者権利条約は、本人がもつ能力を発揮するために必要な支援を行うことにより、本人が自ら意思決定ができるようにするための支援(意思決定支援)ができるように法制度の改正を求めている。障害者権利条約の内容をわが国と同じ法体系の民法の規定の中で反映させたドイツ世話法(ドイツの成年後見制度)から示唆を得て、意思決定支援を導入するために必要な法的要素を考察をした。


●江口啓子先生「お伽草子に見る女性たちの物語創作とその享受」
女性の文化活動は公的な記録に残りにくく、記録から実態を知ることは困難である。そこで、物語を通して女性たちの文化活動を明らかにすることを試みた。物語絵には女性たちが『源氏物語』の音読を楽しんだり、物語草子を制作したりする様子が描かれている。また、物語の中には女性を伝称筆者とするものも多い。筆跡鑑定で推定される伝称筆者は研究上では無視されることが多いが、むしろその鑑定の論理を理解することが記録に残りにくい女性たちの文化活動の様相を明らかにすることにつながる。中世の女性による文化活動については多角的な方法により再評価していく必要がある。
女性の文化活動は公的な記録に残りにくく、記録から実態を知ることは困難である。そこで、物語を通して女性たちの文化活動を明らかにすることを試みた。物語絵には女性たちが『源氏物語』の音読を楽しんだり、物語草子を制作したりする様子が描かれている。また、物語の中には女性を伝称筆者とするものも多い。筆跡鑑定で推定される伝称筆者は研究上では無視されることが多いが、むしろその鑑定の論理を理解することが記録に残りにくい女性たちの文化活動の様相を明らかにすることにつながる。中世の女性による文化活動については多角的な方法により再評価していく必要がある。



