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見る・聞く・知る 名市大


芸術工学研究科


芸術工学研究科

つくりたい、その一心で。

高校生の頃から、展示やショー、プロジェクションマッピングを見るのが大好きで、何かをつくることに強く惹かれていました。「いつかは自分もつくる側に回りたい」という気持ちはあったものの、具体的に何を学べばいいかは分からなくて。

そんなとき、芸工の卓展(注)を見て衝撃を受けました。建築、プロダクト、映像、音、UI/UX…「こんなに幅広く制作について学べるんだ!」と心が動き、入学を決めたんです。

学部1年生の初めの頃は右も左も分からない状態でUI/UXの卓に所属しましたが、先輩方がとても優しく教えてくれました。そのときの先輩の紹介で、オンライン診療アプリのUI/UXデザインに関わるインターンシップにも挑戦しています。自分の憧れが、少しずつ形になっていくことが嬉しかったです。

(注)卓展…名古屋市立大学芸術工学部の学生による作品展示会です。学科や学年の垣根を超えて、学生が主体的に立ち上げたさまざまなジャンルのプロジェクト「卓」の成果を発表する場です。

辿りついたのは、もっと面白い世界。

芸術工学研究科

実は、最初は大学院に進むつもりはなく、就活の時期もとても迷っていました。

ですが、4年生の1年間だけで研究を終えてしまうことが、どうしても物足りなかったんです。「もっと研究したい」という気持ちが勝って、大学院へ進むことを決めました。

今は「からだの錯覚」を扱う研究室で、聴覚と触覚のつながりを研究しています。視覚・聴覚・触覚が人の知覚に影響を与えて、皮膚が伸びたり、からだのかたちが変わったりするように感じるんです。
特に力を入れているのは、頭の中に音と光が入り込んでくるような体験です。ハーフミラー越しに和紙の半球と自分の頭が重なった状態で、頭を触ると同時に半球が光って音が鳴ります。すると、自分の頭の中が光って音も頭の中で鳴っているような感覚を体験できるんです。大学院では実験や制作に没頭できるので、今は研究に集中できることそのものがとても幸せです。

国際学会での発表やデモ展示の機会も増えて、韓国や香港、京都などにも作品を持って参加しました。自分の作品を多くの方に体験してもらえるのは、やっぱり特別な体験です。

芸工は、あたたかくてクリエイティブ。

芸術工学研究科

研究室は、ざっくばらんに意見を出し合う雰囲気があります。先生が突然大胆なアイデアを提案してくれたり、みんなでからだを使ってワイワイ実験してみたり。「空想の段階でリアリティがなければ、錯覚は起こせない」という先生の言葉は、研究の指標にもなっています。

学内外で展示を行なっていて、一般の方に作品を体験してもらえる機会も多く、特に子どもの反応は素直でおもしろいです。

前述の音と光の実験では、「頭が光った!頭が楽器になった!」「お母さん、これすごいよ!」「お父さんもやってみて!」と楽しんでくれている姿を見て、とても嬉しくなりました。
芸工は学生数が少ない分、縦と横のつながりも強く、いろいろな学年が集まる卓展のメンバーや研究室の先輩・後輩と自然に仲良くなれます。芸工祭でも映像やステージ企画など学年を越えてつくり上げるので、制作仲間がどんどん増えていって楽しいです。

受験生への応援メッセージ

芸術工学研究科

芸術工学研究科 博士前期課程 2年生

芸工は、映像・音・デザイン・建築・プロダクトなど、とにかく学べる領域が広い学部です。自分の極めたいことを見つけ、深めていける環境です。専門分野に詳しい先生や先輩もいるので、楽しみながら力を伸ばせると思います。

「何をつくりたいかまだ分からない」という方も大丈夫です。私自身、入学時は映像やインスタレーションをつくることに興味がありましたが、広く学ぶにつれ、今の研究室にたどりつきました。

何かをつくることが好きな方、おもしろい体験を届けたい方には、すごく楽しい場所だと思います。ぜひ、あなたの好きを芸工で思いきり育ててください。