医学部 医学科

原点は、人を助ける父の姿。
医学部を目指すようになったのは、小学生のころに見た父の姿がきっかけです。運動会の最中、倒れた人のもとへすぐに駆け寄り救護にあたる父。その背中を見て、「自分もこんなふうに人を助けられる医師になりたい」と感じました。その気持ちはずっと心の中に残っています。
名市大を選んだ理由は同じく医師である母の勧めでした。出産と育児で医療現場を離れていた母が、名市大の学び直し講座で新しい疾患や薬を学び、「復帰してから診療の役に立った」と話してくれました。
その話を聞き、実践的な学びができる名市大で学びたいと思うようになったんです。
受験勉強はもちろん大変なこともありましたが、医学部を目指す同級生たちと「英単語のマイナーな意味まで覚えて山手線ゲームをしよう」などと遊びを取り入れ、楽しみながら乗り越えることができました。
その話を聞き、実践的な学びができる名市大で学びたいと思うようになったんです。
受験勉強はもちろん大変なこともありましたが、医学部を目指す同級生たちと「英単語のマイナーな意味まで覚えて山手線ゲームをしよう」などと遊びを取り入れ、楽しみながら乗り越えることができました。
リサーチクラークシップ(注)の優秀賞は、毎日の積み重ねから。
入学してしばらくは自分に合った勉強方法を見つけるまで苦労しました。それでも医療を学べる楽しさがあるからこそ、前向きに続けることができています。
1年生から変わらず大切にしているのは講義への出席です。臨床で活躍する先生方から実際の経験談を聞けるのは、附属病院を持つ医学部ならではの貴重な機会。現場の視点に触れるたびにワクワクする気持ちでいっぱいです。「今しっかり学んでおけば後で必ず力になる」という思いで日々取り組んでいます。
こうした学びの積み重ねが、リサーチクラークシップでの優秀賞につながったと感じています。認知症科学の研究室に所属して脳内出血の病態について発表し、医学部3年生の中から4名の受賞者に選ばれました。研究室の先生から助言をいただきながら学んだことが実を結び、とても嬉しいです。
(注)リサーチクラークシップは、3年次の後半に全ての学生が基礎系の研究室に配属されて、約3ヶ月の間、基礎研究に参加するものです。海外の提携大学や、国内の本学以外の大学・研究所で研究を行うこともできます。終了時には発表会があり、全員がポスター掲示およびスライドによる口頭発表を行います。優秀発表者は、新入生歓迎会で表彰され、学会発表をする際に旅費のサポートを受けることができます。
1年生から変わらず大切にしているのは講義への出席です。臨床で活躍する先生方から実際の経験談を聞けるのは、附属病院を持つ医学部ならではの貴重な機会。現場の視点に触れるたびにワクワクする気持ちでいっぱいです。「今しっかり学んでおけば後で必ず力になる」という思いで日々取り組んでいます。
こうした学びの積み重ねが、リサーチクラークシップでの優秀賞につながったと感じています。認知症科学の研究室に所属して脳内出血の病態について発表し、医学部3年生の中から4名の受賞者に選ばれました。研究室の先生から助言をいただきながら学んだことが実を結び、とても嬉しいです。
(注)リサーチクラークシップは、3年次の後半に全ての学生が基礎系の研究室に配属されて、約3ヶ月の間、基礎研究に参加するものです。海外の提携大学や、国内の本学以外の大学・研究所で研究を行うこともできます。終了時には発表会があり、全員がポスター掲示およびスライドによる口頭発表を行います。優秀発表者は、新入生歓迎会で表彰され、学会発表をする際に旅費のサポートを受けることができます。
目の前にいる患者さんの幸福を、追い求められるように。
将来は、臨床と基礎研究に向き合える医師になりたいです。幼いころに抱いた「人を助けるお医者さんになりたい」という気持ちは、学びを重ねるほど強くなっています。
そのために、授業や学外の学びには積極的に参加しています。
講義への出席はもちろん、全国の免疫学者と交流できるサマースクールや、臨床実習の体験など、一つひとつの機会を丁寧に大切にしています。
そのために、授業や学外の学びには積極的に参加しています。
講義への出席はもちろん、全国の免疫学者と交流できるサマースクールや、臨床実習の体験など、一つひとつの機会を丁寧に大切にしています。
受講した講義の中で特に印象に残っているのが、教養科目の応用倫理学です。功利主義と義務論をもとに「脳死は人の死と言えるのか」といった問いを考える中で、医療は合理性だけで判断できないこともあると感じました。
患者さんの幸福を考えるうえで、何を大切にするか──いつか現場で患者さんと向き合う日を思い描きながら、今日の学びを一つずつ積み重ねています。
患者さんの幸福を考えるうえで、何を大切にするか──いつか現場で患者さんと向き合う日を思い描きながら、今日の学びを一つずつ積み重ねています。
受験生への応援メッセージ
医学部 医学科4年
名市大は先生との距離が近くて、とてもあたたかい雰囲気の大学です。入学前は「研究室にいる先生って厳しそう」というイメージを持っていたのですが、実際にお会いしてみると、優しくて親身になってくれる先生ばかりでした。4年生になった今でもその印象は変わりません。
また、名市大の魅力は、学ぶ機会がいつも身近にあることだと思います。学会での研究発表やサマースクール、セミナーなど、少し「やってみたいな」と思ったときに参加できる環境が整っています。
「先生や友達に誘われたから行ってみようかな」という気軽な気持ちで始めたことが、思いがけず自分の転機につながることも。名市大には、そんな学びのきっかけがあふれています。
名市大は先生との距離が近くて、とてもあたたかい雰囲気の大学です。入学前は「研究室にいる先生って厳しそう」というイメージを持っていたのですが、実際にお会いしてみると、優しくて親身になってくれる先生ばかりでした。4年生になった今でもその印象は変わりません。
また、名市大の魅力は、学ぶ機会がいつも身近にあることだと思います。学会での研究発表やサマースクール、セミナーなど、少し「やってみたいな」と思ったときに参加できる環境が整っています。
「先生や友達に誘われたから行ってみようかな」という気軽な気持ちで始めたことが、思いがけず自分の転機につながることも。名市大には、そんな学びのきっかけがあふれています。