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ニューサウスウェールズ大学×名古屋市立大学 国際シンポジウム 開催報告


名古屋市立大学と国際交流協定を締結しているニューサウスウェールズ大学より研究者をお招きし、シンポジウムを開催いたしました。当日の参加者によるレポートを掲載いたします。

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ニューサウスウェールズ大学×名古屋市立大学 国際シンポジウム
「ポピュラーカルチャーと社会をつなぐ―日本・オーストラリア・アメリカの文化研究と教育の現在―」
日時:2026年2月2日(月)13:30~17:30
会場:名古屋市立大学滝子キャンパス1号館1階会議室

<基調講演>
●飯田純子(ニューサウスウェールズ大学)「ポピュラーカルチャー教育の現在地:オーストラリアの学生から見た日本」
<研究発表>
●石川優(名古屋市立大学)「マンガ研究と教育の連関:2010年代以降の日本における動向を中心に」
●川本徹(名古屋市立大学)「ピクサー・アニメーションとアメリカ研究・教育」
●松村智史(名古屋市立大学)「ポピュラーカルチャーが教育や社会包摂の実践において持つ可能性」
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飯田先生のご報告を聞いて、グローバル化が進み日本のアニメがオーストラリアで一般的に浸透し、登場するキャラクターが日本らしい名前でないことなどから、もはやそれが日本のものと知らない学生がいるということに驚きました。また、学生プロジェクトにおいて、時期ごとに関心のポイントは異なっていても、同じトピックが存在するという話がありました。日本でも長く新作が作り続けられているもので、だからこそ後期になればなるほど作品数は増え、そのトピックに触れやすくなることで消えずに残り続けているのではないかと感じました。

石川先生のご報告では、LLマンガにおいてもどかしさを感じました。漫画の良さは視覚から即時に情報が分かり、印象に残りやすいという点に関して、それは、日本人がオノマトペ等を無意識ベースで共通認識できているから成り立っているのだと感じました。

川本先生のご報告を聞いて、何の気もなしに見ていたPIXAR作品には、様々なメッセージが隠されているのだと知り興味深かったです。子どもの頃のピュアな心で見た作品と、人生経験を積んで成長し大人になった時に見る作品とでは、同じ作品でもどう異なるのか楽しみです。

松村先生のご報告では、日本の漫画やアニメをはじめとしたキャラクターを用いた教材が必ずしも日本語取得に役立つ教材となり得るかは十分ではないと分かりました。教室でも用いているドラえもんの教材は、日常を漫画にしていたが、日本の漫画と紙をめくる向きが異なり、漫画として読み進めていくには難しかったです。それは、日本の漫画文化を知っている外国人にとっても同様ではないかと感じました。

今回シンポジウムに参加して、オーストラリアでは、もはや日本の文化の中には、それが日本のものだとは知らない人がいるほど浸透しているということを知り、誇らしく感じました。一方で、日本=アニメや漫画が優れているというイメージで、日本こそが本場だと認識してしまいがちだが、それは、日本独自の文化や特徴を受け入れ、面白がって楽しんでくれる外国人の方がいるからだと思いました。そういったことを忘れず、逆に私たち日本人も外国の文化に対して、同じような姿勢を取る必要があると感じました。

(人文社会学部4年 平野映理)

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真

2026/2/2 シンポジウム写真