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図書館・病院・附属施設

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医学部附属病院について


みどり市民病院・みらい光生(こうせい)病院が医学部附属病院として開院しました

2023年4月に、名古屋市立緑市民病院・名古屋市厚生院附属病院が名古屋市立大学医学部の附属病院となり、「みどり市民病院」・「みらい光生(こうせい)病院」に生まれ変わりました。これにより、名古屋市立大学病院・東部医療センター・西部医療センターとあわせて、附属病院群で約2,200床の病床数となり、5つの病院からなる附属病院群として、各病院が特長を生かしながら、高度急性期から慢性期まで幅広い医療を提供してまいります。

名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院

地域密着型の大学病院として、地域医療のニーズに的確に対応した安全で高度な医療を提供する病院です。これまでの緑市民病院の医療や健診事業を継承しつつ、救急の初期対応の充実や多様な疾患に対する治療を行うとともに、予防医療など地域住民の健康づくりを支援し、健康社会の実現に貢献してまいります。
また、附属病院群として初となるAIを用いた内視鏡機器や整形外科手術支援ロボットを導入し、高度専門医療の強化も図っています。
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  • みどり市民病院外観

    みどり市民病院外観

    2024年2月に更新したMRI

    2024年2月に更新したMRI

    名古屋市立大学医学部附属みらい光生(こうせい)病院

    健康寿命の延伸に向けて、心身機能の回復・維持を目指した医療を提供する病院です。さまざまな疾患に対して、関連する診療科が連携して横断的に診療を行う体制を整え、認知症やフレイルへの対応のほか、先駆的な技術を駆使したリハビリテーションを実施し、入院時から在宅生活を視野に入れた治療の提供と退院支援等、質の高い医療を提供してまいります。
    また、附属病院化を機に、予約制の専門外来を開始し、回復期リハビリテーション病棟を開設しています。
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  • みらい光生(こうせい)病院外観

    みらい光生(こうせい)病院外観

    3.0T MRI

    3.0T MRIを新規導入
    ※共同利用検査をご利用いただけます


    これからの名古屋市立大学 医学部附属病院

    なごや医療モデルにおける取組み

    なごや医療モデル(仮称)のイラスト

    現在、名古屋市では、高齢化の進展状況やその他名古屋市が抱える諸課題を解決するため、名古屋市立大学の機能を最大限活用しながら、民間医療機関をはじめとする関係機関とともに市民が求める安全・安心な医療・介護を提供する「なごや医療モデル」を構築しています。名古屋市立大学は、2025年4月に新たにリハビリテーションセンター附属病院(仮称)を迎え、新たな附属病院群として有する2,223床の病床数をいかして、高度急性期から慢性期まで幅広い医療を提供するとともに、地域の医療ニーズに的確に対応した質の高い先進的な医療を提供します。
    また、健康長寿に資するより効果的な治療方法などの研究成果の還元や地域包括ケアシステムの推進、優れた医療人の育成等を通じて地域の医療・介護の充実を図ることで、名古屋市と連携しながら、「なごや医療モデル」を推進してまいります。

    救急災害医療センターについて

    救急・災害医療センター(仮称)のイメージ画像

    救急医療機能の強化、災害医療機能の強化及び救急・災害に関する医療人を育成するための機能の強化を主軸とした新棟、「救急災害医療センター」を建設いたします。開棟は2025年夏頃を予定しています。

    ごあいさつ

    公立大学法人名古屋市立大学

    地域医療と共に歩む名市大の附属病院群

    理事長郡健二郎画像

    理事長
    郡 健二郎

    2023年4月、名市大に5つの附属病院群が誕生しました。3年前に開設した東部・西部医療センターと、昨春に開設したみどり市民病院・みらい光生病院が、名古屋市立大学病院と連携して、地域から信頼される附属病院群を目指し努めてまいります。また、2025年4月には、名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院の医学部附属病院化を予定しています。引き続き温かいご支援をお願い申し上げます。
    5附属病院群の特徴は、高度急性期から慢性期医療までの多種多様な医療を5附属病院群が協調して提供できることです。超高齢社会において必須となるこの医療スタイルを「なごや医療モデル」と私たちは呼んでいます。
    私たちは、「なごや医療モデル」を地域医療機関や介護事業者、名古屋市など行政機関からのご指導とご協力を得ながら完遂させ、優れた医療人の育成と先端的研究を遂行し、全国初の医療モデルとして発信したいと考えております。
    次に、5附属病院の特色をご紹介します。市立大学病院では、2025年夏開棟に向けて「救急災害医療センター」を建設中です。わが国最大規模の施設で、大震災時にも手術・透析・出産が可能で、約300床の仮設病床を確保しています。東部医療センターでは、従来までの「断らない救急」、感染症、心臓・脳血管センターに加えて、血液・腫瘍内科、精神科、産婦人科、耳鼻いんこう科などに新たに教授を迎え、がん治療にも力を入れはじめています。西部医療センターでは、陽子線医療、周産期医療、脊椎外科に加えて、昨夏には女性不妊症のみならず、全国で珍しい男性不妊症を治療する生殖医療センターを創設しました。みどり市民病院では、緑区民の積年の願いであった地元で完結する二次救急を担っています。十分な規模の病院とは言えませんが、他の病院と連携して高度医療を遂行します。みらい光生病院では、7つの症候群に対して専門医療センターを設け、関連する診療科が協調してワンストップで診療しています。回復期リハビリを設け、認知症、フレイル、脱メタボ、アンチエイジングなどに期待されています。
    名市大の附属病院群は地域の皆さまと共に歩んでまいります。ご支援をお願い申し上げます。

    名古屋市立大学病院

    We Are One ~ われわれはひとつ

    病院長 間瀬 光人

    病院長 間瀬 光人

    東部・西部医療センターに続き、「みどり市民病院」「みらい光生病院」が大学病院としてひとつになりました。5つの病院にはそれぞれ異なる特徴がありますが、緊密な連携で、どの病院を受診されても安全で先進の医療を受けることができます。名古屋市立大学病院では、2025年夏の救急災害医療センターの開棟に向けて建設工事が進んでおり、これは救急医療施設として日本最大級となる予定で、現在ここで活躍する人材の育成を進めています。5つの病院がひとつになり、より大きな力となって市民の皆さまに信頼され、選ばれ、愛される大学病院となるよう、全職員もひとつになって一層精進してまいります。よろしくお願い申し上げます。


    名古屋市立大学医学部附属東部医療センター

    前進する東部医療センター

    病院長 大手 信之

    大学病院化から早3年、市民の皆さまに「命を守る高度・専門医療」が提供できる体制を日々充実して参りました。救急車の応需は年間8,000台に達する勢いで、救命救急センターとして多くの重症患者を受け入れて地域救急医療に貢献しております。また、当院の役割である感染症診療におきましては、延べ約20,000人(2023年12月末現在)に及ぶ入院に対応した新型コロナウイルス感染症パンデミックが終息に向かう中で、新興感染症対策への重要施策として、当院に感染症学分野の設置が認められることとなりました。今後は感染症専門医養成を通じて地域の感染症診療に一層の貢献ができるものと確信しております。加えて、合併症の多い高齢者がん診療の中心医療機関となるべく、すでに複数のがん専門医を教授として招聘し、がん診療体制の充実・強化を本格的に進めております。引き続きのご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。


    名古屋市立大学医学部附属西部医療センター

    さらに愛され、選ばれる大学病院を目指して

    病院長 大原 弘隆

    病院長 大原 弘隆

    西部医療センターは小児・周産期医療、がん医療、脊椎医療を中心に、高度かつ安心・安全な医療を提供するとともに、他の4病院と一体となり優れた医療人の育成に努めています。2023年6月には硬膜外分娩(いわゆる無痛分娩)を一部導入し、同年9月には従来行ってきた男性不妊症、不育症に加え本格的に生殖医療に取り組むため「生殖医療センター」を開設しました。陽子線治療センターでは2022年度の治療件数が891件となり、3年連続で全国最多の治療を行っています。「地域に根差した大学病院」を理念として地域の医療機関の皆さまとの連携をより一層深め、市民の皆さまにさらに信頼され、愛される病院をめざして、全力で取り組んでまいります。どうかご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


    名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院

    MIDORI reborn -みどりの心で-

    病院長 浅野 実樹

    病院長 浅野 実樹

    2023年4月より市立緑市民病院は名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院として新たな医療チームのもと再生いたしました。緑区・名古屋南部の地域密着型大学病院として市立病院時代の標準的な医療を深化・重層化し急性期から回復期医療までの「治し支える医療」をワンストップで実践いたします。ロボット支援整形外科手術やAI診断内視鏡など安全かつ高度先進的医療の提供、新興感染症等への対応に加え地域連携パスなどを核に地域医療機関との協働推進で地域包括ケアシステムの発展に寄与させていただきます。建替えの検討を始めた新病院では、緑区を中心に加速増大する高齢化や災害リスクに対し、行政とも協力しながら自律的に地域医療を持続支援できる機能規模を計画しております。医学部附属病院群とのシームレスな診療連携を基に患者さんの幸せを探求する『みどりの心』で地域医療の持続的な発展と幸せな健康未来の創出に貢献してまいります。


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  • 名古屋市立大学医学部附属みらい光生(こうせい)病院

    「健康寿命日本一の名古屋」を目指す医療を

    病院長妹尾 恭司

    病院長 妹尾 恭司

    2023年4月1日より名古屋市厚生院附属病院は「名古屋市立大学医学部附属みらい光生病院」として新たな診療体制となりました。専門外来を構えて各科が連携してワンストップで診療を行うセンター方式により「脳神経・内臓機能・運動機能・感覚器機能・やせと肥満の代謝機能」の回復・ケアを進めていきます。そして、そこから必要な先進リハビリへと繋いでいきます。さらに、各種レーザー機器を取り揃えたアンチエイジングケアにも取り組みます。また、術後や急性期治療後の患者さんを受け入れて回復期リハビリを行い在宅への復帰を目指します。元気で長生きしていただくための医療が提供できますように精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。


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  • その他

    令和5年度に名古屋市立大学医学部附属病院化が予定されている緑市民病院(仮称)の病院長選考に関する資料を公表します。
    令和5年度に名古屋市立大学医学部附属病院化が予定されている厚生院附属病院(仮称)の病院長選考に関する資料を公表します。