ESD演習(スタディツアー)の報告
ESD演習(スタディツアー)では、他者との共同生活を通して、他者性や協働性、異文化理解について考え、持続可能な開発とは何かを改めて捉え直し、自らのあり方を考えることを目的としています。参加学生はESDに関する既修の授業で、持続可能な開発とは何か、何をすべきかを考え、実践することに挑戦してきました。その経験を活かし、ESD演習では国内とは異なる諸状況下において、自らの暮らしや生き方をふり返りながら、持続可能な開発について改めて考えます。
実施日時:2026年2月27日から3月10日(12日間)
訪問先 :フィリピン【レイテ島(トロサ市)】
参加学生:人文社会学部心理教育学科 3年生1名
担当教員:人間文化研究科(心理教育学科) 曽我幸代 准教授
2025年度のツアー先は、一昨年同様フィリピンのレイテ島トロサ市です。本学の協定校であるVSU(Visayas State University)の教員養成学部(VSU Tolosa Department of Teacher Education)に協力をお願いし、2月28日から3月9日にかけて計10日間のプログラムが実施されました。参加したのは、人文社会学部心理教育学科3年生1名で、心理教育学科の曽我幸代准教授が引率しました。今回の魅力は、ホームステイ1泊と学生寮での滞在を通してローカルな生活を経験できたこと、現地の学生とより密な関わりができたことです。
実施日時:2026年2月27日から3月10日(12日間)
訪問先 :フィリピン【レイテ島(トロサ市)】
参加学生:人文社会学部心理教育学科 3年生1名
担当教員:人間文化研究科(心理教育学科) 曽我幸代 准教授
2025年度のツアー先は、一昨年同様フィリピンのレイテ島トロサ市です。本学の協定校であるVSU(Visayas State University)の教員養成学部(VSU Tolosa Department of Teacher Education)に協力をお願いし、2月28日から3月9日にかけて計10日間のプログラムが実施されました。参加したのは、人文社会学部心理教育学科3年生1名で、心理教育学科の曽我幸代准教授が引率しました。今回の魅力は、ホームステイ1泊と学生寮での滞在を通してローカルな生活を経験できたこと、現地の学生とより密な関わりができたことです。
Day Place Plan
2/27 Move to Philippines from Nagoya, Stay in Manila
2/28 VSU Morning
Move to Tacloban
Afternoon
Arrive at VSU
3/1 VSU Experiencing Local Lifestyle: Homestay at the Faculty’s House
3/2 VSU Morning
Welcome Ceremony in VSU
Taking classes with students
Campus Tour
Afternoon
Orientation, Greeting, and Team Building Workshop with VSU counterpart
3/3 VSU Morning
Courtesy Visit to the Municipal Mayer of Palo
Moving to VSU Main Campus (Baybay)
Afternoon
Courtesy Visit to International Affair Office
Campus Tour
3/4 VSU Morning
Lecture1: Learning about Economic Disparities and Social Justice in the Philippines
Afternoon
Fieldwork1: Visiting a Slum/Poor or Relocation Area in the Municipality of Palo
3/5 VSU Morning
Lecture2: Thinking about Our Future: Focused on Unsustainable Situations in Japan
Afternoon
Fieldwork2: Visiting the Dumpsite/ Landfill of LGU Tolosa and the Relocation Area in the Municipality of Tolosa
3/6 VSU Morning
Lecture3: PH’s Sachet Economy: Its Relationship with Climate Change and Global Plastic Pollution
Afternoon
Fieldwork3: Visiting the Dumpsite/ Landfill of Palo
3/7 Break Preparation for the Final Presentation of NCU Delegates
3/8 Break Heritage, Tourism and Cultural Tour around Specific Locations in Leyte
3/9 VSU Morning
Presentation of the Final Learning Output of NCU Delegates
Afternoon
Departure from DZR Airport to Manila
3/10 Leaving for Nagoya
2/27 Move to Philippines from Nagoya, Stay in Manila
2/28 VSU Morning
Move to Tacloban
Afternoon
Arrive at VSU
3/1 VSU Experiencing Local Lifestyle: Homestay at the Faculty’s House
3/2 VSU Morning
Welcome Ceremony in VSU
Taking classes with students
Campus Tour
Afternoon
Orientation, Greeting, and Team Building Workshop with VSU counterpart
3/3 VSU Morning
Courtesy Visit to the Municipal Mayer of Palo
Moving to VSU Main Campus (Baybay)
Afternoon
Courtesy Visit to International Affair Office
Campus Tour
3/4 VSU Morning
Lecture1: Learning about Economic Disparities and Social Justice in the Philippines
Afternoon
Fieldwork1: Visiting a Slum/Poor or Relocation Area in the Municipality of Palo
3/5 VSU Morning
Lecture2: Thinking about Our Future: Focused on Unsustainable Situations in Japan
Afternoon
Fieldwork2: Visiting the Dumpsite/ Landfill of LGU Tolosa and the Relocation Area in the Municipality of Tolosa
3/6 VSU Morning
Lecture3: PH’s Sachet Economy: Its Relationship with Climate Change and Global Plastic Pollution
Afternoon
Fieldwork3: Visiting the Dumpsite/ Landfill of Palo
3/7 Break Preparation for the Final Presentation of NCU Delegates
3/8 Break Heritage, Tourism and Cultural Tour around Specific Locations in Leyte
3/9 VSU Morning
Presentation of the Final Learning Output of NCU Delegates
Afternoon
Departure from DZR Airport to Manila
3/10 Leaving for Nagoya
本学の協定校であるVSU(Visayas State University)の教員教養学部(VSU Tolosa Department of Teacher Education)に協力をお願いし、フィリピンの経済格差、環境問題に関する講義、ゴミ処理場の見学、貧困層が暮らす住宅の見学と住民へのインタビューの機会を持ちました。日本の状況についても、少子高齢化、エネルギー源、成長経済の隘路について話題を提供し、持続可能な未来についてともに考えました。
日本とは異なる住環境下でツアー当初は不便を感じたこともありましたが、参加した学生はこのツアーを通じて異文化を体験し、自らのあり様について考える機会となりました。以下の感想文から、参加した学生の気づきや学びが読み取れます。2025年度スタディツアー実施にご協力くださいましたみなさま、ありがとうございました。
日本とは異なる住環境下でツアー当初は不便を感じたこともありましたが、参加した学生はこのツアーを通じて異文化を体験し、自らのあり様について考える機会となりました。以下の感想文から、参加した学生の気づきや学びが読み取れます。2025年度スタディツアー実施にご協力くださいましたみなさま、ありがとうございました。

フィールドワークの様子
VSUの先生たちと
最終報告会

住民へのインタビュー
フィリピンの感想文
人文社会学部心理教育学科 高橋 花菜
私は昨年初めて東南アジアに行きました。カンボジアに行った際に日本との大きな違いに驚き多くの事を学ぶことができました。そのため今回曽我先生に誘っていただいた時に最初就活活動の時期と被ることで懸念していましたが、自分の知見を広めたく、チャンスを逃がしたく無くて、参加することを決断しました。
今年参加する学生が私1人ということもあり、少し不安であり、フィリピンに行く前の事前準備が大変でした。しかし同時にこれが大きな学びになると感じでおり、とてもワクワクしていました。
フィリピンに向かっている時、飛行機の揺れに疲れてしまいましたが、到着するとVSUの先生達がすごく明るく迎えてくれました。先生達も私達を迎えに来るために朝早くに起きてくれたのに、とても笑顔でエネルギッシュで私の疲れは吹き飛びました。
フィリピンの先生達や学生はいつも優しくて、明るく笑っていて、楽しい毎日を送ることができました。滞在当初、水のバケツシャワーになれませんでした。そのことを伝えると毎晩水をポットで沸かしてくれました。その優しさに私はすごく感動しました。また、プログラム初日の空き時間に、現地の学生と一緒に“Linguistics”, “Geography”の授業を受けました。“Geography”の授業では先生が政治の話をしていたことに私は日本との違いを感じました。教員免許の取得のために日々勉強する中で、日本では先生は政治の話はしてはいけないと習ったため、文化の違いを感じました。またどの授業でも学生の発言量に驚きました。
私はカナダに留学していた際にフィリピン人の家庭でホームステイしており、“Jollibee”をオススメされていました。そのことを先生達に伝えると、フィリピンに到着した日に連れて行ってくれました。何を食べたい、何をしたい、と伝えると直ぐに行動してくれて、私は念願のJollibeeと本物のハロハロを食べることができました。初めてタロイモとタロアイスクリームを食べてとても美味しかったです。
VSUのメインキャンパスでは、様々な研究について見ることができ、特にココナッツは日本では珍しいため、ココナッツの研究は面白かったです。またイモの研究もしており、大学で商品開発していることに驚きました。工場見学をすることができて楽しかったです。
フィールドワークでは、大きくわけて2つの場所に行くことができました。1つ目はゴミ処理場です。私は初めてゴミの埋め立て地を見て衝撃的でした。日本でも同じ問題があり、今まで写真や動画では見たことありましたが、実際に見るのは初めてでとても悲しい気持ちになりました。フィリピンでの文化からサリサリストアという小規模な小売店から多くのプラスチックゴミが出ていることを学び、またフィリピンではまだビニール袋が有料化されていないことに気づきました。私は埋め立て地を見てから、フィリピンでも日本でももっとゴミを減らすよう努力するようになりました。
2つ目に貧しい層の家庭に行きました。私は初めてそういう場に訪れたので初めはインタビューもできず、ただ情報を整理するのが追いつかない状況でしたが、次第に理解することができました。フィリピンでは台風による災害が多いため、それにより引っ越してきた人達がそこには住んでいました。インタビューを通して、私は日本のシステムも十分に知らないことに気づき、日本についても調べるきっかけになりました。
以上のことから、私はフィリピンで多くのことを学び、体験することができました。同時にそこから日本を新たに学ぶこともできました。この経験や出会った人々はとても貴重で大切な存在になりました。就職活動も大変でしたが、参加して本当に良かったです!
私は昨年初めて東南アジアに行きました。カンボジアに行った際に日本との大きな違いに驚き多くの事を学ぶことができました。そのため今回曽我先生に誘っていただいた時に最初就活活動の時期と被ることで懸念していましたが、自分の知見を広めたく、チャンスを逃がしたく無くて、参加することを決断しました。
今年参加する学生が私1人ということもあり、少し不安であり、フィリピンに行く前の事前準備が大変でした。しかし同時にこれが大きな学びになると感じでおり、とてもワクワクしていました。
フィリピンに向かっている時、飛行機の揺れに疲れてしまいましたが、到着するとVSUの先生達がすごく明るく迎えてくれました。先生達も私達を迎えに来るために朝早くに起きてくれたのに、とても笑顔でエネルギッシュで私の疲れは吹き飛びました。
フィリピンの先生達や学生はいつも優しくて、明るく笑っていて、楽しい毎日を送ることができました。滞在当初、水のバケツシャワーになれませんでした。そのことを伝えると毎晩水をポットで沸かしてくれました。その優しさに私はすごく感動しました。また、プログラム初日の空き時間に、現地の学生と一緒に“Linguistics”, “Geography”の授業を受けました。“Geography”の授業では先生が政治の話をしていたことに私は日本との違いを感じました。教員免許の取得のために日々勉強する中で、日本では先生は政治の話はしてはいけないと習ったため、文化の違いを感じました。またどの授業でも学生の発言量に驚きました。
私はカナダに留学していた際にフィリピン人の家庭でホームステイしており、“Jollibee”をオススメされていました。そのことを先生達に伝えると、フィリピンに到着した日に連れて行ってくれました。何を食べたい、何をしたい、と伝えると直ぐに行動してくれて、私は念願のJollibeeと本物のハロハロを食べることができました。初めてタロイモとタロアイスクリームを食べてとても美味しかったです。
VSUのメインキャンパスでは、様々な研究について見ることができ、特にココナッツは日本では珍しいため、ココナッツの研究は面白かったです。またイモの研究もしており、大学で商品開発していることに驚きました。工場見学をすることができて楽しかったです。
フィールドワークでは、大きくわけて2つの場所に行くことができました。1つ目はゴミ処理場です。私は初めてゴミの埋め立て地を見て衝撃的でした。日本でも同じ問題があり、今まで写真や動画では見たことありましたが、実際に見るのは初めてでとても悲しい気持ちになりました。フィリピンでの文化からサリサリストアという小規模な小売店から多くのプラスチックゴミが出ていることを学び、またフィリピンではまだビニール袋が有料化されていないことに気づきました。私は埋め立て地を見てから、フィリピンでも日本でももっとゴミを減らすよう努力するようになりました。
2つ目に貧しい層の家庭に行きました。私は初めてそういう場に訪れたので初めはインタビューもできず、ただ情報を整理するのが追いつかない状況でしたが、次第に理解することができました。フィリピンでは台風による災害が多いため、それにより引っ越してきた人達がそこには住んでいました。インタビューを通して、私は日本のシステムも十分に知らないことに気づき、日本についても調べるきっかけになりました。
以上のことから、私はフィリピンで多くのことを学び、体験することができました。同時にそこから日本を新たに学ぶこともできました。この経験や出会った人々はとても貴重で大切な存在になりました。就職活動も大変でしたが、参加して本当に良かったです!


