Q&A集
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看護学部に進学するにあたって気になること
簡単に言いますと、保健の先生つまり養護教諭になることも、看護学等の教員になることも可能です。でもそれぞれに条件があります。
まず養護教諭になるには養護教諭免許状が必要です。「1種免許」と「2種免許」があり、4年制大学のうち教員養成系大学の養護教諭養成過程や文部科学大臣の指定する看護大学で所定の養護と教職の単位をとると「1種免許」が得られます。本学は指定を受けていませんが、卒業すれば保健師国家試験の受験資格を得られますので(平成24年度からは学年20名程度の選択制)、国家試験に合格して保健師の資格を得れば、申請するだけで「2種免許」を得ることができます。ただし、体育、日本国憲法、情報処理、外国語の単位取得が条件となっています。(免許については「1種」も「2種」もほかにいろいろな取得方法があります。)
つぎに、看護学等の教員資格ということですが、そういう免許があるわけではありません。が、看護系の大学等の看護学の教員募集の要件を見ていますと、まず看護師の免許、他に専門分野によって保健師や助産師の免許も必要です。それから学歴では、ほとんどは学士以上、最近は修士、博士以上が望ましいとされる場合もあるようです。また、看護学は実践の学問ですから、何年間かの臨床経験(例えば、病院などで3年以上の勤務経験)が要求されることがほとんどです。ですから、本学で学び、看護師等の国家試験に合格して免許を取って、何年かの病院勤務などをして、本学の大学院に入学し、看護学の教育・研究者としての基礎を固めて、教員という将来も可能です。
年度により、男子学生の割合は異なります。過去10年を見ると、2-10%の割合を推移しています。
保健師国家試験受験資格を取得するためには,看護師のカリキュラムに加え,保健師国家試験受験資格コースの単位を修得しなければなりません。また,本学では,保健師国家試験受験資格コースは,1学年20名程度の選抜制です。選抜のための審査・選考は2年後期に行います。普段からの学習,成績,やる気などから総合的に判断して選考しますので,1年生から真面目に学習に取り組む姿勢が大切です。
保健師としての就職は,愛知県と名古屋市への就職が多いですが,そのほかにも犬山市,東郷町,豊川市,安城市,知多市などの近隣の市町村や,三重県,岐阜市などの愛知県外にも就職しています。地元に帰って保健師として出身地のために活躍することを希望する学生も多くいます。保健師は,卒後,経験を経てからでも就職が可能です。一度看護師を経験してから,自治体の保健師になったり,企業に就職して産業保健師になる卒業生も多くいます。他にも大学院に進学する卒業生もいます。
保健師として就職するためには,自治体ごとの採用試験を受験します。採用試験の内容はそれぞれで異なりますが,一般教養試験,専門科目試験,小論文,面接は行われる事が多いです。一般教養試験などの特別な勉強が必要になることと,合格までに一次試験,二次試験といった長い期間を要するなど,様々な準備や心構えが必要です。本学部では,進路ガイダンス等を通じて学生に必要な情報を発信するとともに,教員が丁寧に相談に乗れるような体制も整えています。
下記のページをご参照ください。
https://www.nagoya-cu.ac.jp/admissions/fee/detail/ 入学時には入学料と諸団体納付金をお支払いいただきます。授業料は入学後年2回に分けてお支払い下さい。学生生活で気になること
実際にどんな感じで過ごしているのか、先輩が質問にお答えします。
看護学実習について
- 実習はいつからあるの?
- 実習期間ってどのくらい?
- 実習では看護師と同じ仕事をするの?
- 実習はどのように評価されるの?
- 実習中の1日ってどんな感じ?
- 実習ってどんなものがあるの?
- 実習場所はどこ?
- 実習のメンバーは?
- 看護管理実習ってなに?
- 看護統合実習ってなに?
生協について
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