手塚 真徹
基本情報

| 生年 | 1987年 |
|---|---|
| 所属 | 自然情報系・助教 |
| 略歴 | 2010年 首都大学東京 都市教養学部 理工学系 数理科学コース 卒業 2019年 東京工業大学大学院 情報理工学院 数理・計算科学系 修士課程 修了 2022年 東京工業大学大学院 情報理工学院 数理・計算科学系 博士課程 修了 2022年 鶴岡工業高等専門学校 創造工学科 情報コース 助教 2023年 東京工業大学大学院 情報理工学院 数理・計算科学系 特任助教 2026年 名古屋市立大学大学院 理学研究科 自然情報系 助教 |
| 学位 | 博士(理学) |
専門分野
暗号理論,計算量理論
研究キーワード
公開鍵暗号,証明可能安全性,高機能暗号,耐量子暗号
最近の研究テーマ
(1)高機能暗号技術の構成:
高機能暗号技術とは従来の暗号技術に便利な機能を付加した暗号技術のことを指します.高機能暗号の例として完全準同型暗号があります.完全準同型暗号は暗号化されたデータに対し,復号することなくデータに対し演算を可能にできる暗号技術であり,プライバシーを保護しながら統計データの計算を可能にします.本研究室では高機能暗号の安全性モデルの定義,方式の構成,安全性の証明に取り組んでいます.
高機能暗号技術とは従来の暗号技術に便利な機能を付加した暗号技術のことを指します.高機能暗号の例として完全準同型暗号があります.完全準同型暗号は暗号化されたデータに対し,復号することなくデータに対し演算を可能にできる暗号技術であり,プライバシーを保護しながら統計データの計算を可能にします.本研究室では高機能暗号の安全性モデルの定義,方式の構成,安全性の証明に取り組んでいます.
(2)耐量子暗号技術の構成:
耐量子暗号とは古典コンピュータで動作できる,量子コンピュータにとって破ることが困難である暗号です.大量の量子ビットを扱うことができる量子コンピュータが完成すると,従来用いているRSA暗号などの安全性が破られます.量子コンピュータの完成に備えて,耐量子暗号の開発を行う必要があります.本研究室では格子や符号に関する計算問題の困難性を用いた耐量子暗号の構成に取り組んでいます.
耐量子暗号とは古典コンピュータで動作できる,量子コンピュータにとって破ることが困難である暗号です.大量の量子ビットを扱うことができる量子コンピュータが完成すると,従来用いているRSA暗号などの安全性が破られます.量子コンピュータの完成に備えて,耐量子暗号の開発を行う必要があります.本研究室では格子や符号に関する計算問題の困難性を用いた耐量子暗号の構成に取り組んでいます.
主な研究業績
論文
| Relationships Among FuncCPA and Its Related Notions. TCC 2025, Proceedings, Part II, volume 16269 of Lecture Notes in Computer Science, pages 97–122. |
| Ordered Multi-Signatures with Public-Key Aggregation from SXDH Assumption. IWSEC 2025, Proceedings, volume 16208 of Lecture Notes in Computer Science, pages 67–87. |
| Public Key Encryption with Equality Test from Tag-Based Encryption. IWSEC 2025, Proceedings, volume 16208 of Lecture Notes in Computer Science, pages 24–44. |
| Logarithmic-Size Ring Signatures with Tight Security from the DL Assumption. ProvSec 2025, Proceedings, volume 16172 of Lecture Notes in Computer Science, pages 44–64. |
| Practical Quantum Public Key Encryption from One-way Functions. ACM APKC 2025, Proceedings, pages 44–53. |
| Universally Composable Relaxed Asymmetric Password-Authenticated Key Exchange. SCN 2024, Proceedings, Part II, volume 14974 of Lecture Notes in Computer Science, pages 272–293. |
| Quantum Search-to-Decision Reduction for the LWE Problem. AFRICACRYPT 2023, Proceedings, volume 14064 of Lecture Notes in Computer Science, pages 395–413. |
| Pointcheval-Sanders Signature-Based Synchronized Aggregate Signature. ICISC 2022, Proceedings, volume 13849 of Lecture Notes in Computer Science, pages 317–336. |
| Forward Secure Message Franking. ICISC 2021, Proceedings, volume 13218 of Lecture Notes in Computer Science, pages 339–358. |
| Improved Security Proof for the Camenisch-Lysyanskaya Signature-Based Synchronized Aggregate Signature Scheme. ACISP 2020, Proceedings, volume 12248 of Lecture Notes in Computer Science, pages 225–243. |
著書
| A Survey on Middle-Product Learning with Errors Cryptography. Mathematical Foundations for Post-Quantum Cryptography, Mathematics for Industry, volume 40, Springer 2026, pages 251–271. |
学会活動
電子情報通信学会(IEICE),国際暗号学会(IACR)
教員からの一言
暗号技術に関する理論について研究しています.ここでいう暗号技術とはデータの内容を秘匿して送信することを可能にする暗号だけではなく,データの改ざんを検知することができる電子署名など,情報の安全性を保証するための技術を指します.本研究室では,暗号技術に対する安全性モデルの提案,暗号技術の構成,安全性証明の研究を行っています.理論計算機科学や暗号の理論的な側面に興味のある学生を歓迎します.
