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SDGs活動紹介

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子育て支援における "オープンダイアローグ"の成果



活動の概要 ・本研究は、北欧で精神疾患患者への公的医療に取り入れられ成果を上げてきた「オープンダイアローグ」を子育てに悩むご家族へのアプローチ方法として試行し、その効果を検討するものです。
・令和3年度は里親として子育てしている方々および子育て支援センター利用者で応募のあった方々の2つのグループと継続的に対話の場をもちました。
・様々な領域で働く対人援助職者との勉強会にも取り組んでいます。
活動の時期 ・子育てダイアローグの開催:2021年5月~2022年1月
・オープンダイアローグの講座:2021年10月なごや看護生涯学習セミナー(看護学部棟)、11月愛知県半田保健所
・アジア拠点校シンポジウムでの発表:2021年8月
・学会発表:里親会とのダイアローグの成果 2021年12月
・論文掲載:児童相談所とのダイアローグ研修 2020年10月
関連URL https://www.nagoya-cu.ac.jp/science_news/12241650/
https://www.nagoya-cu.ac.jp/nurse/news/kosodate-open-dialogue/
researchmap URL https://researchmap.jp/Akiko_Kadoma
関連する論文 ・Possibilities and Challenges of Open Dialogue among Child Parenting Support :Dialogue with Foster Parents, Akiko Kadoma; Mari Kato; Mami Yamamoto; Midori Asano. The 41th Annual Conference of Japan Academy of Nursing Science, English session (2021年12月)
・虐待防止への家族支援オープンダイアローグの試行 児童相談所における職員研修の取り組み.細川 陸也, 門間 晶子, 野村 直樹,浅野みどり他 保健師ジャーナル 76(10) 854-861 2020年10月
・乳幼児を育てる母親がとらえた「しつけ」と「虐待」-対話的アプローチによる検討-門間晶子, 山本真実, 細川陸也, 富塚美和 日本地域看護学会誌 20(3) 54-62 2017年
期待される効果、今後の展望 ・安心や安全な場で、気持ちや体験を解釈されずに語り聴いてもらうことで、多様な見方に触れ、考え方、気持ちのもち方、行動の選択に広がりができることが期待されると考えます。
・今後は、ひとつの家族から複数の構成員(夫と妻、親と子等)が参加する対話の研究を進めたいと計画しています。
・オープンダイアローグは、精神科急性期医療の現場を起源としますが、さまざまな生きづらさを抱える人たちへのアプローチとして、可能性をもつと考えます。
所属 看護学研究科 地域保健看護学
氏名 門間 晶子
専門分野 地域保健看護学、公衆衛生看護学

オープンダイアローグの基本要素に添ったセッションのイメージ

オープンダイアローグの基本要素に添ったセッションのイメージ

研究結果の一部 参加者からのフィードバック

研究結果の一部 参加者からのフィードバック