性と生殖に関する教育とサポートの一例
| 性と生殖に関する教育の一例 | 本学看護学部では、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)」の概念を基盤に、ライフステージごとに異なる女性の身体的・心理社会的発達課題や健康問題への理解を深める教育を行っています。 学生は、講義で得た知識をもとに、マタニティステージにある女性や新生児、その家族を対象とした臨地実習を通して、健康支援のあり方を考察し、看護実践能力を養います。 授業では、学生自身が主体的に学べるよう、教員による講義に加えて、グループ討議や事例検討などのアクティブラーニングを導入しています。これにより、性と生殖に関する健康を自分自身の課題として捉え、看護職として他者の健康と権利を尊重する姿勢を育みます。 さらに、リプロダクティブ・ヘルス/ライツをめぐる社会的変化や多様な価値観を踏まえ、教育内容の充実を図っています。特に、性教育や母性看護学、助産学などの関連科目を通じて、すべての人の健康と尊厳を支える看護実践をめざす教育を展開しています。 大学院看護学研究科では、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点から、思春期・成熟期・更年期・老年期といった各ライフステージにある女性とその家族に対する健康教育支援および看護援助方法の探究を行っています。 助産学分野では、母子とその家族のwell-beingの実現をめざし、助産学に特化したカリキュラムを通じて、実践力と研究力を兼ね備えた専門職助産師の育成に取り組んでいます。 博士後期課程では、性生殖看護学および助産学の領域において、健康課題に対する介入研究や開発研究を行い、女性と家族のQOL向上に資する新たな看護援助モデルの創出を目指しています。 |
| 性と生殖に関するサポートの一例 |
本学では、学生の健康の保持・増進のため、保健室・学生相談室の機能を拡充し、平成30年10月1日、滝子(山の畑)キャンパス2号館(教養教育棟)1階に保健管理センターを設置しました。また、他のキャンパス(川澄・田辺通・北千種)には、休養ができる分室があります。 ●開室曜日 月曜日から金曜日(夏季・冬季休業中も利用できます) ただし国民の祝日および12月29日から翌年1月3日までを除く。 なお、相談を利用する場合は、予約が必要です。 ●開室時間 午前9時から午後5時まで ●利用対象 学部生・大学院生(卒業生は利用できません) 体調不良の時だけでなく、就学上の問題や様々な不安(学業やクラブのこと、家庭のこと、人間関係の悩み、体調のこと、生理不順、性に関する悩み)がある時にはカウンセラー、医師、看護師に相談することができます。 ※カウンセラー及び医師については予約制 ※相談の内容など個人の秘密は固く守られます。 <保健管理センターの利用例> 体調不良のとき ケガをしたとき 健康状態を確認したいとき(身長・体重・体脂肪・血圧の測定等) 健康に関する悩みについて相談したいとき 心の悩みがあるとき(学業・クラブ活動、自身の性格、家族・友人との人間関係等) 生理不順、妊娠、性について相談したいとき LGBTQ等、性差、差別について相談したいとき 障害や持病について相談したいとき 修学上の配慮支援について相談したいとき |
| 関連URL | 性生殖看護学・助産学 保健管理センターの利用案内 |