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腎デナベーション治療の導入について―東海北陸地方で初となる治療を実施-


名古屋市立大学病院循環器内科では、このたび2026年3月に保険収載となった腎デナベーション治療を導入いたしました。2026年4月23日に東海北陸地方では初となる治療を行い、無事に終了したことを報告いたします。今後も確実かつ安全な治療を行って参ります。是非、ご取材ください。

1.腎デナベーションとは
腎デナベーションは、治療抵抗性高血圧の主要な原因である、腎臓周囲の交感神経の過剰な働きを抑える治療法です。専用のカテーテルを足の付け根から挿入し、腎動脈の内側から高周波や超音波を用いて周囲の交感神経を焼灼することで、血圧の低下を図ります。これまでは主に薬物療法や生活習慣改善が高血圧治療の中心でしたが、腎デナベーションはそれらに加わる新たな治療選択肢として注目されています。

2.この治療の特徴
腎デナベーションには、以下のような特徴があります。
  • 1回のみの治療で持続的な降圧効果が期待できる
  • カテーテル治療のため身体への負担が少ない
  • 短期間の入院で治療可能(3泊4日程度)
  • 降圧薬や生活習慣改善と組み合わせることで効果的な降圧を実現


治療にあたっては高血圧専門医、循環器専門医、心血管カテーテル治療専門医、看護師、薬剤師、管理栄養士など多職種によるチーム医療体制のもと、綿密な計画を行い、安全に実施いたします。

3.治療の対象となる方
治療抵抗性高血圧と診断された方がこの治療の対象となります。治療抵抗性高血圧とは、利尿薬を含む3種類以上の降圧薬が投与されていても十分にコントロールできない高血圧のことです。診察室血圧、家庭血圧、自由行動下血圧などの測定を行い、治療適応について判断します。腎動脈の形態や腎機能などにより適応とならない場合もあるため、治療前には専門的な検査と診察を行い、慎重に判断いたします。