グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  ジンシャの生活 >  中区安心・安全・快適なまちづくりフェスタ2025に出展しました

中区安心・安全・快適なまちづくりフェスタ2025に出展しました


中区フェスタに出展した山本ゼミのメンバー

中区フェスタに出展した山本ゼミのメンバー

2025年9月20日(土)、名古屋市栄エリアのオアシス21 で開催された「中区安心・安全・快適なまちづくりフェスタ2025」に、人文社会学部国際文化学科の山本ゼミが「遊んで感じよう多文化共生」と題したブースを出展しました。
当日は多数の市民が来場し、多文化共生ブースではゼミ生が考案した2つのゲームと共に、来年のアジア・アジアパラリンピック競技大会に向けたアジア文化理解のためのワークショップを行い、多くの来場者が楽しんでいました。
<報告者>
人文社会学部 国際文化学科3年 山本ゼミ
(今光桜子、YU BOWEN、梶田はるな、KIM YUMIN、椎名萌枝、中野実音、西岡幸恵、藤田亜海、森下航、細貝慧)
2026年10月に愛知県と名古屋で開催されるアジア・アジアパラリンピック競技大会は、大会出場者はもとより、アジアや世界の人びとの交流の場になることが期待されています。多文化共生ブースでは、この大会の目的に合わせたワークショップを中区の方々と企画しました。
当日は、日頃、名古屋国際センターの地球市民教室で活動をされているフィリピン出身の2人の講師の方々にフィリピンの国の特徴や豊かな文化についてお話をしていただきました。ワークショップに参加してくださった方々は講師のお話以外にも、名古屋市職員によるアジア・アジパラ競技大会の紹介やゼミの学生がアジアの文化理解を広めるために考案したゲームも楽しんでくださいました。

ワークショップでの講師のお話

ワークショップでの講師のお話

ワークショップの講師の先生と

ワークショップの講師の先生と

【フィリピン・トロピカルフルーツゲーム】

私たちは、「フィリピン・トロピカルフルーツゲーム」というゲームを企画しまた。
このゲームのルールは、最初にトロピカルフルーツの名前が書かれたカードを1枚引きます。その次にボウリングを行い、倒すことのできたピンの数だけ、フルーツの見た目や味に関する情報の書かれたヒントカードを引くことができます。そのヒントを参考に、最初に引いた名前と一致するフルーツの写真を選ぶことができれば成功です。
このゲームの狙いは、日本人にとって馴染みの薄いフィリピンのトロピカルフルーツを楽しみながら知ってもらうことで、参加者の方々にフィリピンへの親近感を持ってもらおうというものです。このゲームにクイズとボウリングの二つの要素を組み込んだことで、ゲームに参加してくれたたくさんの子どもたちはもちろん、大人の方にも楽しんでいただくことができました。
また、トロピカルフルーツの写真を用意したことで、視覚的な面からも馴染みのないフルーツへの理解を深めてくれたようでした。私たちが予想していたよりも遥かに多くの方にブースに来ていただけたことをとても嬉しく思っています。

フィリピントロピカルフルーツゲームの様子

フィリピントロピカルフルーツゲームの様子

【アジアの特徴マッチングゲーム】

このマッチングゲームは、アジア各国の国名が書かれたワイヤーネットに、対応する国旗カードと国の特徴カード(食べ物や建物など)を掛けていくゲームです。来年愛知県と名古屋で開催されるアジア・アジパラ競技大会にちなんで、アジアの多様な魅力を知っていただきたいという思いから考案しました。難易度は初級・中級・上級の3段階に分け、3分以内にどれだけマッチングできるかに挑戦していただきました。
当日は、ゼミ生がヒントを出しながら、来場者と一緒に考える時間はとても楽しかったです。また、ワイヤーネットにカードを掛ける動作自体も、来場者の皆さんにより楽しんでいただけたようです。ほとんどの方が3分以内にすべてのカードをマッチさせることができ、カードでいっぱいになったネットを見て達成感を味わっている様子でした。小さなお子さんも親御さんやゼミ生と協力して一生懸命取り組んでくれました。日本といえば「お寿司」という問題は、皆さんすぐに正解していました。他方、大人でも難しい問題があったため、参加された方々の多くは、最初「できるかな」と不安そうでしたが、苦戦しながらもヒントを頼りに「これだ!」と素早くカードを見つけ出し、景品のお菓子を嬉しそうに受け取って帰られました。

アジアの特徴マッチングゲームの様子

アジアの特徴マッチングゲームの様子