市川ゼミ活動報告2024~フィリピンの協定校等で研究発表と学術交流
2025年2月から3月にかけて、人文社会学部国際文化学科 市川ゼミ所属の有竹心菜さん、岩田彩楓さん、森悠真さん(いずれも活動時2年生)が、指導教員である市川哲准教授と本学高等教育院のレジナルド・サロンガ先生とともに、フィリピン共和国マニラのサント・トーマス大学とデ・ラサール大学、およびラグナ州で活動する現地NPOのCARD MRIを訪問し、英語による研究発表と現地の大学教員や大学生との学術交流を行いました。
サント・トーマス大学 訪問
2025年2月27日には、名古屋市立大学の協定校であるサント・トーマス大学を訪問し、同大学中等教育学部のジョン・クリスチャン先生のご厚意の下、市川、サロンガ両教員とともに、有竹さんと岩田さんは犬山市の犬山城下町の観光開発とごみ処理問題について、森さんは犬山市の伝統工芸品である犬山焼の保存について英語によるプレゼンを行いました。
その後、両教員は名古屋市立大学とサント・トーマス大学との今後のさらなる研究交流について打ち合わせをし、3名の学生はサント・トーマス大学の大学生の案内の下、1611年に設立されたアジアで最も古い大学のキャンパスを見学して回りました。
その後、両教員は名古屋市立大学とサント・トーマス大学との今後のさらなる研究交流について打ち合わせをし、3名の学生はサント・トーマス大学の大学生の案内の下、1611年に設立されたアジアで最も古い大学のキャンパスを見学して回りました。
デ・ラサール大学リベラルアーツ学部でも英語で研究発表
3月1日には、名古屋市立大学人文社会学部と学部間交流を締結しているデ・ラサール大学リベラルアーツ学部を訪問し、国際関係学科のロン・ヴィログ先生のご協力により再度、上記テーマの研究発表を行いました。
市川准教授は「今回の訪問を機に、名古屋市立大学とデ・ラサール大学は2025年度中の大学間交流協定の締結を目指します」と話しました。
市川准教授は「今回の訪問を機に、名古屋市立大学とデ・ラサール大学は2025年度中の大学間交流協定の締結を目指します」と話しました。
ラグナ州で活動する現地NPOを訪問
学生を引率した市川准教授は、
「今回、3名の学生が英語によるプレゼンテーションを行った内容は、人文社会学部国際文化学科の授業『国内フィールドワークD(犬山)』の調査成果です。国際文化学科は自文化研究と異文化研究の双方を重視した教育を行っていますが、今回の市川ゼミ生の活動はこの国内フィールドワークの成果を海外で発表したという点で、国際文化学科らしい活動であると言えます。
サント・トーマス大学からもデ・ラサール大学からも、今回の学生のプレゼンは大変素晴らしかったため、今後もぜひ継続的に行いたいとの要望を受けました。3名の市川ゼミ生に続く学生が出てくることを期待します」と話しました。
「今回、3名の学生が英語によるプレゼンテーションを行った内容は、人文社会学部国際文化学科の授業『国内フィールドワークD(犬山)』の調査成果です。国際文化学科は自文化研究と異文化研究の双方を重視した教育を行っていますが、今回の市川ゼミ生の活動はこの国内フィールドワークの成果を海外で発表したという点で、国際文化学科らしい活動であると言えます。
サント・トーマス大学からもデ・ラサール大学からも、今回の学生のプレゼンは大変素晴らしかったため、今後もぜひ継続的に行いたいとの要望を受けました。3名の市川ゼミ生に続く学生が出てくることを期待します」と話しました。