髙坂博史講師の著書「新冷戦をこえて-ヨーロッパデタントから冷戦の終焉へ」が2025年3月に刊行されました
2025年3月、人間文化研究科 髙坂博史講師が著書「新冷戦をこえて-ヨーロッパデタントから冷戦の終焉へ」を上梓しました。
タイトル | 新冷戦をこえて ヨーロッパデタントから冷戦の終焉へ |
著者名 | 髙坂博史 著 |
出版 | 名古屋大学出版会 |
発行 | 2025年3月31日 |
内容 | 近年、ロシアのウクライナ侵攻や米中間の対立を背景に、「新冷戦」という言葉を耳にする機会が増えている。しかし、「新冷戦」とはもともと1980年代前半のアメリカとソ連との厳しい対立を指す言葉であった。当時、米ソ両国は軍拡競争へと陥り、世界の核兵器の数は過去最多となっていた。そのようななか、東西間の対話を通じて国際的な緊張緩和を模索していたのが西ヨーロッパである。 本書は、イギリスやフランスをはじめとする西ヨーロッパの国々の外交努力に光をあて、そうした取り組みが冷戦の終焉に向けた道を切り開いたことを明らかにする。 |
ISBN | 978-4-8158-1191-4 |
書籍情報 URL |
名古屋大学出版会 https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1191-4.html |
◆教員紹介:髙坂 博史 講師(researchmapにリンク)