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学生のメンタルヘルスに関するFD研修(2026年度後期)の報告


日 時:2026月10月6日(火)午後3時から4時半まで
場 所:1号館4階420教室
参加者:人文社会学部教員33名(参加率68.8%)
目 的:大学生のメンタルヘルスの支援について、他大学の取り組みおよび対応について学び、本学の支援の在り方をふり返る。
内 容:
 15:00-15:40 話題提供1(心理教育学科 前林英貴さん)
「大学生の精神健康調査とメンタルヘルス支援:学生のサインに気づき、寄り添い、学内連携へつなげるために」
15:40-16:20 話題提供2(心理教育学科 杉岡正典さん)
「大学生の精神健康調査とメンタルヘルス支援:カウンセラーからみた事後支援」
16:20-16:30 質疑応答

 10月6日(火)15時より、人間文化研究科FD研修が行われた。今回は、心理教育学科の前林先生と杉岡先生により「大学生のメンタルヘルス支援」についてお話いただき、その後質疑応答を行なった。前林先生からは「大学生の精神健康調査とメンタルヘルス支援 学生のサインに気づき、寄り添い、学内連携へつなげるために」と題して、統計データから大学生のメンタルヘルスの現状を紹介し、大学生のメンタルヘルスについて解説がなされた。全国調査では若年層の44.8%が希死念慮経験を持ち、19.1%が自殺未遂・準備を経験しているという。2023年度の大学生の自殺者数は439人で、性別に見ると男子学生の自殺者数は女子学生の2倍、学年度・学期の切り替え期にやや増加する。また一般的なスクリーニングテストとして3つ紹介された。次に杉岡先生から「カウンセラーから見た事後支援」として死亡事案が生じた後の事後支援「ポストベンション」について講義がされた。事後には「そっとしておいた方がいい」と考えられがちだが、じっさいには誰かしら影響を受けることがある。そのためケアやサポートが必要になる場合がある。ポストベンションは学部・事務局・学生相談機関が連携して行う。「心の緊急支援フローチャート」が紹介され、自死が生じた際の教職員の対応と留意点について説明された。その後、フロアから、「学生のメンタルヘルスについて大学にどのようなことが可能なのか改めて検討する必要がある」等の論点が提示され、また具体的な経験事例からサポートのありようについて討議が行われ有意義な時間となった。

前林先生の講義

前林先生の講義

杉岡先生の講義

杉岡先生の講義