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理事長メッセージ


理事長メッセージ

名古屋市立大学 理事長

名古屋市立大学 理事長
郡 健二郎

本学は、名古屋薬学校(1884年設置)と名古屋市立女子高等医学専門学校(1943年設置)を源流とし、1950年に医学部、薬学部からなる公立大学として設置されました。その後、経済学部、人文社会学部、芸術工学部、看護学部、総合生命理学部が設置され、また2023年4月にはデータサイエンス学部を新設し、8学部7研究科からなる総合大学に発展してきました。

本学の特徴の一つは、少人数教育(学生約7名に対し教員1名)を行っていることです。学部の壁を越え、教職員が一体となって、優れた人材を育成し、先端的研究を世界へ発信し、市民の健康福祉の向上に尽くすことにより社会貢献に寄与することに努めています。

本学は、2014年の開学記念日(10月28日)に「大学憲章」を制定し、「名市大未来プラン」を策定しました。それを踏まえ、総合生命理学部、都市政策研究センター、産学官共創イノベーションセンターなどが開設され、新たな学術分野を切り拓いています。また、2021年4月、名古屋市立東部・西部医療センターが大学附属病院になるなど、当初策定した「名市大未来プラン」はほぼ実現できたことから、2021年に「名市大未来プラン2021」を策定し、本学は、次のステージに入りました。

第三期中期目標・中期計画期間(2018~2023年度)においては、運営費交付金等は法人化当初にまで増額されました。私たちが願っていた「V字回復」が実現しました。

このような状況の中、2023年4月には名古屋市立大学医学部附属みどり市民・みらい光生病院を加え、約2,200床からなる5つの附属病院群が誕生し、高度な医療を通してさらに市民の健康を守り、地域医療の方々と共に歩んでまいります。

市大病院では、2025年オープンを目指して全国最大級の救急・災害医療センター(仮称)を建築中であり、また滝子キャンパスと田辺通キャンパスでは新校舎棟の建築に向けて2023年度から設計が始まります。これら一連の事業に対する名古屋市からの温かいご理解とご支援に深く感謝し、市民に愛され誇りを持たれる名市大を目指してまいります。

本学は、このような活動により、「大学の地域貢献度に関する全国調査2021(日経グローカル)」では、全国1位、また、SDGsセンターを中心としたSDGsの取り組みにより「THE大学インパクトランキング2022」では国内公立大学で4年連続1位と高く評価されました。さらに、本学の話題がマスメディアに取り上げられた件数はこの5年間で約4倍に増えています。これもひとえに教職員・学生の活躍によるものです。これからもこれらを弾みとして、世界をリードする大学を目指してまいります。

大学を取り巻く社会状況の変化を的確にとらえ、本学はこれからも弛みない改革をしてまいります。

私たちが目指す方向性をご理解いただき、温かいご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。


令和5年4月 理事長 郡 健二郎

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