公立大学法人名古屋市立大学

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名古屋市立大学振興基金・名市大生みらい応援基金

名古屋市立大学振興基金・名市大生みらい応援基金について

名古屋市立大学は、6学部7研究科からなる全国でも有数の公立総合大学に発展し、昨年開学65周年を迎えることができました。市民の皆様から信頼を得、愛され誇りを持たれる大学に成長してまいりましたのも偏に、皆様の温かいご理解とご支援の賜と深く感謝いたしております。

このような環境の中にあって、本学の将来を見据えると、今ここでしっかりと取り組むべきことがあります。それは次世代を担う人材の育成をより一層押し進めることであります。

苦学がゆえに勉学にじっくり励むことができない学生、研究能力を持ちながらも安定した職を求める大学院生、発展途上国から本学で学びたくとも経済的理由から諦める留学生。このような若者がこの20年間で漸増しています。このことは本学に限らないことで、わが国の将来に憂慮すべき社会的問題であります。

今年わが国では、3年連続でノーベル賞受賞者が輩出され、明るいニュースに包まれました。受賞者の優れたお仕事は数十年前になされたものが多く、当時のわが国は経済成長期にあったとは言え、奨学金や研究費が当時の若者を大きく育てたと言われています。

今年の入学式式辞で、緒方洪庵の「扶氏医戒之略」を取り上げました。「人のために尽くす人生ほど美しいものはない」の洪庵の精神が、私塾「適塾」から育った福沢諭吉などに引き継がれ、パブリック(公共)の考え方を根付かせ、明治時代を切り拓く原動力になった話を引用させていただきました。

このような背景を踏まえ、本学ではこの度、修学に困難な学生を支援する目的で、「名市大生みらい応援基金」を設立しました。詳しくはパンフレットまたはウェブサイトをご覧いただきたいと存じますが、寄附金の約40%が税額控除されるという、国が新設した画期的な寄附制度を用いたものです。

皆様おかれましては、名市大ならびにわが国の未来を担う人材を育成することにより、「名市大未来プラン」に掲げる「世界をリードする名市大」になる礎を築くのだとの観点に立ち、創設された応援基金の趣旨にご賛同いただき、格別のご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

末筆ではございますが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成28年10月28日

公立大学法人名古屋市立大学 理事長 郡 健二郎

基金の事業内容

名古屋市立大学振興基金、名市大生みらい応援基金という2種類の基金を設置しています。
(事業内容及び税法上の優遇措置が異なります。)

名古屋市立大学振興基金

名古屋市立大学における教育研究等の振興を図るため、次の事業に対して助成を行います。

  • 教育研究活動に関する支援
  • 教育研究環境の整備
  • 学生の修学支援(名市大生みらい応援基金対象事業を除く)
  • 国際交流の推進に関する支援
  • 社会との連携活動に関する支援
  • その他教育研究上必要な事業
名市大生みらい応援基金

学生の修学を支援するための事業のうち、下の(1)~(4)に掲げる事業であって、経済的理由により修学に困難がある学生に来する事業の実施を目的とします。

(1) 授業料減免事業

(2)給付型をはじめとする奨学金事業

(3)留学生支援事業

(4)ティーチングアシスタント・リサーチアシスタント事業