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SDGs活動紹介

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尿路結石患者の国内データ・バイオバンク設立研究(多施設共同前向き研究)



活動の概要 本研究は、尿路結石症患者の臨床情報と検体試料を集め、保存するための前向き登録研究です。本研究の目的は、臨床情報のみならず結石・腎組織・尿・血液から得られる情報において、尿路結石の形成につながる病態を明らかにすることです。さらに、データ集積管理システム(Research Electronic Data Capture: REDCap)への臨床情報の蓄積より、生体試料の解析結果と臨床アウトカムの関係を明らかにし、オーダーメイドの薬物治療を開発することができます。
活動の時期 2019年:8月
2021年:8月・12月
関連URL https://www.nagoya-cu.ac.jp/media/20190912_seeds_taguchi.pdf
researchmap URL https://researchmap.jp/kazumi.taguchi
関連する論文 ・ Taguchi K, et al. Genome-wide gene expression profiling of Randall’s plaques in calcium oxalate stone formers. J Am Soc Nephrol 28:333-47.2017
・ Tzou DT, Taguchi K, et al. Computed Tomography Radiation Exposure Among Referred Kidney Stone Patients: Results from the Registry for Stones of the Kidney and Ureter. J Endourol. 33: 619-624, 2019
・ Taguchi K, et al. Ureteroscopy-assisted puncture for ultrasonography-guided renal access significantly improves overall treatment outcomes in endoscopic combined intrarenal surgery. Int J Urol. 28:913-919, 2021.
期待される効果、今後の展望 尿路結石症は10人に一人が罹患し、世界3大疼痛としても知られる疾患です。有用な薬物治療が確立されておらず、社会的なニーズからこのような世界初の大規模データ・バイオバンクの設立に向けて従事してまいります。今後の展望として、多施設にて尿路結石症患者の登録を行います。臨床情報の解析及び生体試料情報との関連解析から、バイオマーカーの検索、病態責任遺伝子の同定を行い、個別の最適治療の確立を目指します。
所属 医学研究科 腎・泌尿器学分野
氏名 田口 和己
専門分野 尿路結石症・腎疾患・内分泌代謝疾患

名古屋市立大学を含む国内6大学が基幹施設となっています。

名古屋市立大学を含む国内6大学が基幹施設となっています。