グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



SDGs活動紹介

ホーム >  SDGs活動紹介 >  脂肪酸をリードとする抗がん物質

脂肪酸をリードとする抗がん物質



活動の概要 蜂産品に含まれる天然脂肪酸を初期リードとして抗がん物質を創
製しました。大腸がんを治療ターゲットとし、細胞株に対する増殖抑制効果を指標にスクリーニングし有望な抗がん物質の特許取得に成功しました(関連する特許(1)~(3))。標的分子(転写因子STAT3)・作用機序(転写因子抑制、血管新生抑制、細胞死誘導)、個体レベルでの抗がん効果(腫瘍縮小効果、大腸発がんプロモーション抑制、有効用量での低毒性)を明らかにしました。
活動の時期 特許取得:特許第6532730(2019.5.31)
論文発表:Ando S et al. Int J Oncol 58: 251-265, 2021.
学会発表:第36回日本毒性病理学会総会及び学術集会(2020.2.14)
先端モデル動物支援プラットフォーム」成果発表会(2020.2.5)
第78回日本癌学会学術総会(2019.9.28)
第34回発癌病理研究会(2019.8.30)
第26回日本がん予防学会総会(2019.6.29)
第46回日本毒性学会学術年会(2019.6.26)
関連URL http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/moltox.dir/index.html
researchmap URL https://researchmap.jp/suzui
関連する論文 (1) Ando S et al. Palmitoyl piperidionopiperidine, a novel derivative of 10-hydroxy-2-decenoic acid, as a potent and selective anticancer agent against human colon carcinoma cell lines. Int J Oncol 58: 251-265, 2021.
(2) 酒々井眞澄. 天然脂肪酸をリードとする抗がん薬. 化学工業 66: 22-27, 2015.
関連する特許 (1)特許第5237884号(2013.4.5)
(2)特許第5597427号(2014.8.15)
(3)特許第6532730号(2019.5.31)
期待される効果、今後の展望 抗がん活性に優れ毒性の少ない、がんの治療・予防薬、再発抑制薬として有用性が期待されます。非臨床試験完了後に製薬企業に技術移転。
所属 医学研究科 神経毒性学分野
氏名 酒々井 眞澄
専門分野 毒性学、分子がん治療学

新規抗がん物質(特許第5597427号)による作用メカニズム

新規抗がん物質(特許第5597427号)による作用メカニズム

説明文