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SDGs活動紹介

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ESD演習(スタディツアー)の報告



活動の概要 ESD演習(スタディツアー)では、他者との共同生活を通して、他者性や協働性、異文化理解について考え、持続可能な開発とは何かを改めて捉え直し、自らのあり方を考えることを目的としています。参加学生はESDに関する既修の授業で、持続可能な開発とは何か、何をすべきかを考え、実践することに挑戦してきました。その経験を活かし、ESD演習では国内とは異なる諸状況下において、自らの暮らしや生き方をふり返りながら、持続可能な開発について改めて考えます。

実施日時:2025年2月9日から2月20日(12日間)
訪問先 :フィリピン【レイテ島(トロサ市)、ルソン島(マニラ市)】
参加学生:人文社会学部心理教育学科4年生1名・3年生2名、現代社会学科2年生1名
担当教員:人間文化研究科 曽我幸代 准教授

本学の協定校であるヴィサヤ州立大学(Visayas State University、以下VSU)の教員教養学部(VSU Tolosa Department of Teacher Education)に協力をお願いし、フィリピンの教育にみる社会課題、フィリピンの教育制度について教員養成学部の教員による講義、公立学校へ訪問し、日本との関連性や相違について考える機会を持ちました。日本の教育についても、総合的な学習の時間を事例にして、どのような教育活動がされているのか、その特徴と課題について報告しました。VSUの学生とのワークショップでは、「持続可能な暮らし」について考え、一人ひとりの日常生活をふり返り、日常のなかにある持続可能性に資するふるまいを共有し合い、これからの生活において何ができるのかを考えました。互いの意見交換から、異なる意見を聴きあうことの重要性を確認しました。
マニラ市ではNPO法人RISEASIA代表理事の上田敏博さんの協力によって、スラム街にある幼児教育施設(サンデワアン・デイケアセンター)・オルタナティブ教育施設(サンデワアン・学習センター)、マザーテレサ希望の家、公立小学校を訪問し、子どもたち・若者たちと交流する機会を持ちました。さまざまな背景をもつ子どもたち・若者たちは私たちに改めて教育と社会とのかかわりを考えるきっかけを与えてくれました。
日本とは異なる住環境下でツアー当初は不便を感じたこともありましたが、参加した学生はこのツアーを通じて各々のあり様をふり返り、これからの生き方について考える機会となりました。
参加した学生のレポートは下記リンクからご覧いただけます。
活動の時期 2025年2月
関連URL https://www.nagoya-cu.ac.jp/human/sdgs-practice/202503031900/

オープニングセレモニー

オープニングセレモニー

ワークショップ後の集合写真

ワークショップ後の集合写真

参加した学生

参加した学生

地元の小学生との交流

地元の小学生との交流