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SDGs活動紹介

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看護学生を対象とした「やさしい日本語」の教育



活動の概要 保健医療の現場では、日本語を母語としない人びととのコミュニケーションがますます必要となっています。通訳の依頼や自動翻訳機の利用とともに、共通語としての日本語が注目されています。
そのような中、日本語を母語としない人びととのコミュニケーションについて看護学生らが考えること、外国人にもわかりやすい日本語についての看護学生らの知識、スキルを調べています。
さらに「やさしい日本語」についての教育を行い、その効果を検証しています。
既存のガイドラインや手引を活用しながら、効果的な講義・演習方法を探っています。
活動の時期 2019年9月17日:日本語を母語としない人びととの日本語によるコミュニケーションについての予備調査
2020年8月14日:「やさしい日本語」ワークショップ
2021年11月19日:「やさしい日本語」講義(今後毎年継続)
関連URL 名古屋市立大学看護学研究科国際保健看護学WEBサイト
researchmap URL https://researchmap.jp/read0145307
関連する論文 - 松浦未来, 荒川若菜, 服部記奈, 樋口倫代. 日本語を母語としない人びとへ医療情報を伝達するための看護学生のスキルおよび知識:予備調査と試験的介入. 国際保健医療. 2021; 36; in print.
期待される効果、今後の展望 予備調査では、看護学部4年生らは「やさしい日本語」に特化した知識は多く持ち合わせていませんでしたが、日本語を母語としない人びととコニュニケーションするスキルを一定程度有していました。
そこで、現場でも有用となるたしかな知識とスキルが身につくことを目指し、現在は2年生の必須講義の1コマに「やさしい日本語」の講義・演習を取り入れています。
また受講学生の同意を得て、効果をフォローする研究を実施中です。
所属 看護学研究科
氏名 樋口倫代
専門分野 公衆衛生