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SDGs活動紹介

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ヘルスケアアートによる療養環境改善の実践と検証



活動の概要 日本で未だ普及途上にある「医療などケアの場面のアート活用」に着目し、1996年より現在に至る25年間、療養環境改善を目指すアートによる実践、研究、啓蒙活動に先駆的に取り組んでいます。療養のための入院環境で感ずる不安やストレスを払拭するだけでなく、自己治癒力を引き出し生きる力を後押しする概念として「ヘルスケアアート」を定義づけ、医療現場への導入実践と調査分析による有効性の確認、普及に向けた活動など、医療福祉、建築とアートの相互作用の可能性を切り開く独創的活動です。
活動の時期 アートの制作実践:2000年以降

論文発表:2014年、2019年、2021年
関連URL なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト
researchmap URL https://researchmap.jp/read0094480
関連する論文 「医療施設におけるヘルスケアアートの普及と運用の課題に関する研究」高野真悟、鈴木賢一、日本建築学会計画系論文集No.780、pp.449-457、査読あり
「英国の病院のArts in Healthの概念と活動組織に関する研究 ロンドンの先進的な3病院の事例から」高野真悟、阿部順子、鈴木賢一、日本建築学会計画系論文集No.755、pp.87-96、査読あり
「小児病棟における子どもの療養のためのインテリアデザインに関する研究-小児患者・付き添い家族・看護師のキャプション評価法に基づく-」岡庭純子、鈴木賢一、日本建築学会計画系論文集No.705、pp.2357−2365、査読あり
期待される効果、今後の展望 ヘルスケアアートには、アート系だけでなく、医療福祉分野、建築設計分野、セラピストなど多岐に渡り関心が広がっており、人材育成を目指します。また、企業の社会的責任(CSR)活動や、SDGsの理念と重なる部分も大きく、企業との連携によるアートプロジェクトとする展開を模索します。さらにヘルスケアアートが掲げる「健康で持続可能な社会と人々のウェルビーイング」は、名古屋市の「新たな文化芸術推進体制の構築」とも重なりその連携を目指します。
所属 芸術工学研究科
氏名 鈴木 賢一
専門分野 建築計画学、環境デザイン

名古屋市立大学病院小児病棟のアート

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