名古屋市立大学 大学院薬学研究科・薬学部

分子生物薬学

スタッフ

  • 白根 道子
    白根 道子
    [教授]
  • 中津海 洋一
    中津海 洋一
    [講師]
  • 栗原 裕司
    栗原 裕司
    [助教]

教育・研究

  • 細胞内オルガネラ
  • 神経精神疾患

  • シグナル伝達

研究概要

脳神経系は生物の身体の中で最も複雑な器官で、その働きや仕組みには不明な点がたくさんあります。神経細胞は機能も形態も非常に特殊で、長い神経突起を持っており、その軸索は1メートルに達するものもあります。神経細胞は突起先端から神経伝達物質を分泌し、他の細胞に情報を送り、その情報伝達のネットワークにより、身体の動きや精神活動(運動、知覚、記憶、思考、情動など)がコントロールされています。一方で神経細胞は脆弱で、長い軸索がダメージを受けると神経変性疾患になります。代表的な神経変性疾患として、アルツハイマー病やパーキンソン病やALSなどがあります。

神経細胞内では長い突起の中を様々な物質がしかるべき方向やタイミングで輸送されます。私たちはその精巧な輸送機構を解明することを目標としており、私たちが発見したプロトルーディン(protrudin)というタンパク質の機能解析を中心に研究を進めています。近年プロトルーディンは、オルガネラ間膜接触部位の繋留分子として働き、細胞内ホメオスタシス制御に重要な役割を担っていることが明らかになっています。さらにプロトルーディンは、神経変性疾患の発症機構と関連しており、私達はそれらの病態機構の解明にも挑んでいます。

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連絡先

〒467-8603 名古屋市瑞穂区田辺通3-1
名古屋市立大学 大学院薬学研究科 創薬生命科学専攻
分子生物薬学分野
E-mail: shiram(at)phar.nagoya-cu.ac.jp
TEL&FAX:052- 836-3455

薬学研究科広報委員会