総合生命理学部とは
「基礎科学を総合的に学び 次世代につなげる」
ニュートンやライプニッツが発見した力学や微分積分は、ロケットにより人工衛星を宇宙空間に運び、正確な気象予報をもたらしました。ノイマンやチューリングの研究は、半世紀の時を経て今日のコンピュータサイエンスを実現しました。
これまで、宇宙・自然の真理を探究する理学は、医学・薬学・工学・農学などの実用・応用的な学問が発展する基盤として、今日の人類社会の発展に大きく寄与してきました。理学とは、あらゆる問題にアプローチし、解決に導くメソッドを学ぶ学問ともいえます。
名古屋市立大学に2018年4月に設置された「総合生命理学部・総合生命理学科」では、生命科学、物理学、化学といった自然科学、さらに数学、情報科学を含む理学の基礎を総合的に学び、次世代の科学を担う人材育成をめざしています。

理念・目的
生命科学を中心に化学、物理学を含んだ自然科学全般および数学、情報科学の基礎を十分に学修させた上で、各専門分野の教育研究を行うことで、既存の学問領域の枠を超えた柔軟な思考ができる人材を育成することを目的とします。


学部の概要
| 学部・学科名称 | 総合生命理学部・総合生命理学科 School of Biology and Integrated Sciences Department of Biology and Integrated Sciences |
|---|---|
| 設置時期 | 平成30年4月(設置9年目) |
| 設置場所 | 滝子(山の畑)キャンパス (名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1番地) |
| 入学定員・収容定員 | 1学年43名 |
| 学位名称 | 学士(理学) Bachelor of Science |
| 取得できる免許 | 高等学校教諭一種免許状(理科) 高等学校教諭一種免許状(数学) 中学校教諭一種免許状(理科) 中学校教諭一種免許状(数学) |
子ども性暴力防止法について
こども性暴力防止法の施行により、令和8年12月25日から学校や保育所など、こどもに対して教育・保育などを行う事業者には、性暴力を防ぐための取組が求められます。
- 実習を行う前に、実習を履修する学生に対して、法に基づく犯罪事実確認が行われる可能性があります。また、この手続を通じて特定性犯罪前科が確認された学生については、児童対象性暴力等のおそれがあるとの判断の下、児童等に接する実習を行うことはできなくなります。
- 実習を行うことができない場合は、原則として教員養成課程を修了して大学等を卒業することにより得られる教員免許状の取得要件を満たすことができなくなります。
中心となる学問分野
本学部の教育研究で中心となる学問分野は「理学」です。生命科学を中心とし、化学、物理学を含んだ自然科学及び数学、情報科学の基礎を理解した上で、専門性を持った人材を育成することを目的とします。本学部の教育研究で対象とする理学は「生命科学」、「物質科学」、「数理情報科学」の領域に細分化されます。

物質科学
物質科学は、化学及び物理学並びに地学の基礎から高度な内容までを扱う。さらに生命科学の基礎研究に応用可能な内容を扱う総合的な学問分野であり、数学や情報科学との関連も深い。物理化学、有機化学、物性物理学、天体物理学を含む。
生命科学
生命科学は、分子から個体、生態までを含む広い階層の生命現象の基礎から高度な内容までを扱い、その理解を深めるため化学、物理学、数学、情報科学の基礎的な内容とも関連する総合的な学問分野である。生態学、生理学、進化学、生命情報学、生化学、細胞生物学、分子生物学、応用生物学、分子遺伝学を含む。
数理情報科学
数理情報科学は、数学及び情報科学の基礎から高度な内容までを扱う。さらに生命科学や物質科学の基礎研究及びデータ解析にも応用可能な内容を扱う総合的な学問分野である。幾何学、代数学、情報数学、プログラミング、情報処理を含む。
