名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

人間文化研究所

サイエンスカフェ

【開催報告2018年12月15日】サイエンスカフェ 寺田元一教授 ヨーロッパの文化 Part2「百科全書派ディドロの人間探求-生理学との関係を中心に」

[2019年05月13日]
第87回 Human & Social サイエンスカフェ
日時:2018年12月15日(土)15:00~17:00
講師:寺田元一教授(18世紀フランス思想、フランス文化)
テーマ:ヨーロッパの文化 part2「百科全書派ディドロの人間探求-生理学との関係を中心に
  • 内容:
ディドロの生理学的人間観研究の最先端に迫ります。
  • 参加記:
今回のサイエンスカフェは、わたしにとりましては初めての聴講です。と申しますのは、寺田先生には大学院生時代そして卒業後も色々とご指導をいただいておりましたが、寺田先生が3月度をもって退職されることを直近うかがい、先生の講座をお聴きするのもこれが最後の機会と思い、はるばる浜松から参加させていただきました。今回の講座をお聞きして強く感じましたのは、研究活動がいかに大変かと実感すると同時に、寺田先生の研究者としてのすごさ、もちろん以前よりそのことに関しては敬服をしておりましたが、ますます強く認識できました。日本人のディドロ研究者としての地理的ハンディーもあったかと存じますが、次々と新事実の発見を当のフランス人研究者ではなく、寺田先生が成し遂げられたことに感服しました。それも今日まで積み重ねていらっしゃいましたご努力の結果としての「知の巨人」の先生ならではのことと思います。
18世紀において、ディドロの哲学者・思想家としての研究・探究の社会的困難さは、現代では想像することもかなわないかと存じますが、それを乗り越え、『百科全書』、『ラモーの甥』、『ダランベールの夢』,今日の課題であった『生理学要綱』などを著しました。今回の講座で、ついつい寺田先生とディドロが私の心の中でダブってしまいました。
とても足元にも及びませんが、今私が取り組んでおりますヴォルテール研究も頑張ってまいりたいと思います。
(人間文化研究科前期課程卒業生・市民学びの会 会員)服部篤睦
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