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精巣内シグナル伝達機構の解明と男性不妊症治療への挑戦

2016年9月16日

キーワード 精子形成、ロボット手術、前立腺癌
研究概要 現在7組に1カップルが不妊症に悩み、その原因の半分は男性にある。非閉塞性無精子症に対する治療は、精巣内精子採取術しかなく、採精率はわずか30%程度である。また精子の無い精巣は多くがsertoli cell onlyの病態である。このためsertoli細胞の機能解明が将来の男性不妊治療につながる可能性は高い。
このsertoli 細胞の分離を行い、様々な病態のsertoli細胞の機能解明を行うことで治療につなげていきたい。本研究が少子化を防ぐ一助になることを期待したい。
特徴と強み 実験動物の精巣を用いて、酵素あるいは機械的に細胞分離を行っている。分離が安定的に行えると、そこからsertoli細胞をFACSにて分離できる。
これにより病態毎のsertoli細胞の機能解析が可能となり、人間の細胞でも応用できるため、治療への応用が強く期待できる。
現在無精子症の男性不妊症における治療は精巣内精子採取術が標準治療の第一選択となっている。その手術で残念ながら精子が見つからない患者さんの精巣組織では、精細胞が見つからない、"Sertoli cell only"という病理結果が多く見受けられるのが現状である。このためこのSertoli細胞の機能解析が無精子症における原因追及の糸口になると考えられる。
所属 医学研究科 高度医療教育研究センター
補職 教授
氏名 梅本 幸裕

(平成29年6月19日更新)

名古屋市立大学大学院 医学研究科 腎・泌尿器学分野

精巣内シグナル伝達機構の解明と男性不妊症治療への挑戦(PDF 548.3 KB)

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