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「人間工学に配慮した握りやすいグリップ」の開発

2016年9月 9日

キーワード 人間工学、生体信号処理、動作解析、ユニバーサルデザイン、ラピッドプロトタイピング
研究概要 人間工学研究の知見に基づき、使いやすさ、身体負担の低減、作業成績向上に配慮したグリップの研究に取り組んでおり、これまでに 以下の三つの技術を開発してきました。
・ 手のサイズを親指と人差し指の握り径で定義し、握り径に対するグリップのサイズ展開
・ 握り形状の収集とラピッドプロトタイピング手法を組み合わせることによる、握り易いグリップ形状の開発とオーダーメードグ リップの作成
・ 滑り易さと筋負担を低減したグリップ表面の微細加工の方法
特徴と強み 本開発は具体的な製品対象ではなく、手のサイズと握り易いグリップ径との関係、微細凹凸加工の深さや形状の定量値と握り易さや筋負担低減との関係など、製品を限定せず汎用的な定量値を根拠としたグリップである。
握り易いと感じるグリップの形状を立体データとして採取し、それを3Dデータとして合成することで、標準形状を作成した例は無い握り易いグリップ形状を型採りし、それに対して形状の3Dデータ化、3DCADでの合成(合成方法も含めて)、3Dプリンタによるグリップの制作 というラピッドプロトタイピングの手法でオーダーメードグリップを作成する手法を採用。
これまでに研究対象や相談を受けた内容は、包丁、ショックレスハンマー、手すり、ゴルフクラブなどのグリップがあります。
現在、シーズ技術を応用し、高齢女性を対象とした小さい力で開けることができるペットボトルキャップ用補助具を開発しています。
車いすや杖などの福祉機器、自転車やドライヤーなど日用品、ラケット、バットなどスポーツ用品など、ハンドルやグリップを有する物であれば、何に対しても応用可能です。
企業等への提案 日用品、家電、福祉機器、スポーツ用品など、製品は限定しないが、製造企業と共同で、具体的な製品を対象として、その製品に合わせた方法で、共同開発を行うことを希望します。6か月から1年間程度の共同開発期間を得て製品化を行う予定です。
所属 芸術工学研究科 情報環境デザイン領域
補職 教授
氏名 横山 清子

YOKOYAMA Lab.

「人間工学に配慮した握りやすいグリップ」の開発(PDF 550.6 KB)

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