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主な研究シーズ ライフサイエンス

尿路結石に対する分子治療標的の発見と、新規治療薬への応用

2016年9月 2日

キーワード 尿路結石症/マクロファージ
研究概要 尿路結石は、食生活の欧米化を背景に近年急激に増加し、約10名に1名が発生する国民病となったが、有効な治療薬は存在しない。私たちは結石形成機序として、腎尿細管細胞のミトコンドリア傷害、結石マトリックス蛋白、脂肪細胞からのアディポサイトカイン、マクロファージによる炎症促進因子、ゲノムワイド関連解析によるリスクアレル因子を発見し、臨床応用の可能性がある標的分子を複数同定してきた。
企業等への提案 尿路結石の形成機序に着目した私たちの研究シーズの多くは、動物モデルでその有効性が確認できている。今後はその臨床応用のため、それら成果に基づいたリスク診断法の確立と、分子標的治療法の開発が必要である。
研究パートナーに要望することは、ヒトへの臨床応用を視野に入れた診断法キットの開発、ならびに分子標的薬の開発、あるいは分子機序から効果が期待される既存薬の尿路結石への適応拡大である。
現在尿路結石の予防治療法は飲水のみであり、その原因精査も尿生化学のみに依存している。分子機序に基づいたリスク診断・予防治療創薬は、尿路結石治療のありかたを大きく変えるだけでなく、歴史的な挑戦と考えている。
所属 医学研究科 腎・泌尿器科学分野
補職 教授・講師
氏名 安井 孝周・岡田 淳志

名古屋市立大学大学院 医学研究科 腎・泌尿器科学分野

尿路結石に対する分子治療標的の発見と、新規治療薬への応用(PDF 677.1 KB)

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