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急性期脳梗塞における新たなカテーテル治療器具の開発

2016年8月31日

キーワード 急性期脳梗塞、カテーテル治療、圧
研究概要 神経内科は、脳血管障害、認知症、パーキンソン病など様々な疾患を扱う分野です。 医学の進歩により多くの疾患で神経機能回復が望めるようになりましたが、超高齢社会を迎え、新たな治療法の開発や応用に対する期待が益々高まっています。 専門とする急性期脳梗塞では、カテーテルを使用する血管内治療法があります。頭・首の切開や骨を外すことなく行えるカテーテル治療をより発展すべく、体内におけるカテーテル先端部の形状変化の遠隔操作、点滴時の滴下数変動を感知する装置の開発、経頭蓋超音波ドップラーの改良などを目指しています。
特徴と強み ・カテーテル先端部の形状変化をその都度体外で行っている。遠隔操作により体内でも可能にすることで処置時間の軽減につながる。
・点滴投与中は同時にX線透視下での血管をモニター観察する必要があり、点滴の加圧を注視し続けることは困難。滴下数変動を聴覚で把握することで、別処置への対応も可能となる。
・現在の経頭蓋超音波ドップラーでは椎骨動脈を計測しづらい。後頭骨超音波ドップラーに改良することで、椎骨動脈計測の正確性が高くなる。
神経外科で扱う器具は繊細なものばかりで、工学研究者の技術や知恵が必須です。より高度な器具開発にむけた共同研究を希望します。
企業等への提案 以前、工学研究者から「医者は与えられたもので何とかしようとする。そうではなく、ニーズを発信しなければいけない」というアドバイスを受けました。以来、この言葉を大切に、より良い治療法を模索しながら、医療に向き合っています。
工学・医学という異分野が連携することでお互い良い刺激になればと思います。
所属 医学研究科 神経内科学分野
補職 助教
氏名 大村 眞弘

名古屋市市立大学大学院医学研究科神経内科学

急性期脳梗塞における新たなカテーテル治療器具の開発(PDF 523.0 KB)

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