公立大学法人名古屋市立大学

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主な技術シーズ 人文社会

『生理学要綱』を中心とする晩期ディドロの 思想

2016年9月13日

キーワード 『百科全書』、フランス唯物論、ヨーロッパと中国の文化交流
研究概要 世界のディドロ研究は知られざる写本の発見、ロシアに送られた写本調査の進展もあり、1960年代以降から急速に進展している。しかし、晩期の思想については、「政治学断片」の位置づけや、それと関わる『両インド史』への寄稿部分の同定・評価の問題もあり、遅れている。その問題に、やはり晩期の著作で、成立過程が不明確な『生理学要綱』の典拠調査を通じて、自然哲学方面から間テクスト的にアプローチしている。
特徴と強み 従来の校訂版では不明確だった典拠関係を明確に示す、新たなディドロ『生理学要綱』の校訂版を出版し、時代の巨大な知のコンテクストの中で展開された、微細な知の影響関係を浮かび上がらせる。
持続可能性などが問題になる中で、文理を総合するような学際的で批判的な思考が現在求められている。まさにそうした思想を実践した『百科全書』監修者ディドロの研究は、思想史的研究であるだけでなく、非常に現代的な研究である。
所属 人間文化研究科 文化と共生分野
補職 教授
氏名 寺田 元一

名古屋市立大学大学院人間文化研究科・人文社会学部

『生理学要綱』を中心とする晩期ディドロの 思想(PDF 562.3 KB)

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