名古屋市立大学 大学院薬学研究科・薬学部

病院薬剤学

スタッフ

  • 木村 和哲
    木村 和哲
    [教授]
  • No Image
    日比 陽子
    [特任准教授]
  • 前田 康博
    前田 康博
    [講師]
  • 堀田 祐志
    堀田 祐志
    [助教]
  • No Image
    西出 景子
    [助教]

教育・研究

  • 膀胱虚血時における排尿障害発症メカニズムの解明、および新規薬物治療法の探索
  • 慢性腎臓病(CKD)における血管内皮機能障害に関する研究
  • 男性性機能障害に関する基礎的および臨床的研究
  • 有機酸代謝異常症等患者におけるアシルカルニチン代謝に関する研究
  • 服薬行動尺度の検証と服薬アドヒアランス関連要因の検討

研究概要

当講座では臨床現場と直結した研究テーマを展開し、専門性を持って医療に貢献できる臨床薬剤師の育成を目指します。

1) 排尿障害は、日常生活において高頻度で患者と家族のQOLを大きく損なう重要な病態です。動脈硬化や骨盤外傷などにより膀胱が虚血に陥った場合、排尿障害が生じることが報告されています。本研究室では膀胱虚血モデル動物を作成し、排尿障害発症のメカニズムの解明、および新規薬物治療法の探索を目標とし研究を行っています。

2) Asymmetric dimethylarginine (ADMA)は体内の血管内皮機能障害を反映する内因性NOS阻害物質であります。我々は慢性腎臓病(CKD)モデル動物や患者の血液サンプルを用いて血管内皮機能を簡便に評価できるADMA検査体系を確立し、内皮機能障害に起因する合併症の早期予防また治療方法の検索を行っています。

3) 教室発足当時から、男性性機能障害の病態解明を目指して分子学的なアプローチを施行しています。特に海綿体平滑筋の生理的機能が糖尿病、慢性腎不全などの病態でどう変化するか、また、ED(erectile dysfunction)の病因(動脈性・海綿体性・内分泌性)によってどのように障害されるか、動物病態モデルを作成し薬理学・遺伝子工学的手法、免疫組織学的手法を使って検討しています。

4) 有機酸代謝異常症は,アミノ酸代謝に異常があり代謝中間体の有毒な有機酸が体内に蓄積することで嘔吐,痙攣,意識障害などを発症し,重篤な場合には死に至る先天性疾患です。近年、タンデムマス(MS/MS)を利用した新生児マススクリーニング法が開発され,発症前診断が可能になりました。我々はHPLC-MS/MSを利用し,診断指標になっているアシルカルニチンの詳細な分析法を開発し,診断や治療への応用を目指しています。

5) 名古屋市立大学病院にて、医学研究科および看護学部と共同で臨床研究を行っております。その一例として高血圧患者の服薬アドヒアランスに影響を与えている要因を調査し、効果的な患者教育を行うための教育的介入プログラムを作成しています。今後、市大病院薬剤部を中心に様々な臨床研究に取組みたく思っています。

図1
図1

図2
図2

図3
図3

連絡先

〒467-8603 名古屋市瑞穂区田辺通3-1
名古屋市立大学 大学院薬学研究科 医療機能薬学専攻
病院薬剤学分野

メールアドレス
TEL:052- 836-3434 (薬学部)
052-858-7404 (市大病院薬剤部)
FAX:052-858-7402

薬学研究科広報委員会