名古屋市立大学 大学院看護学研究科・看護学部

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卒業生・修了生レポート

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平成22年3月大学院博士前期課程修了(地域保健看護学・感染疫学) 堀 希好 さん [掲載日:2010年11月22日]
[卒後・終了後の進路]:(職種)看護師

修了後も、たびたび学校を訪れています。

私は病院に看護師として在職したまま、長期履修制度を活用して大学院に進学しました。通常の3交替の他に、早出や遅出もある不規則な勤務形態の中で時間をやりくりしながらの通学でした。しかし、同級生も家庭を持っていたり、妊娠していたり、看護師や保健師、助産師として働いているなど背景は様々でしたが、それぞれに大変な中で、お互いに励まし合いながらの学生生活は、私自身も非常に助けられました。

大学院では、学校生活で身近な養護教諭が、生徒から性的指向や性同一性障害の相談をどれ位受けた経験があるのか、相談の背景にはどういった要因が関連しているのかなどを調査し、研究の基礎を学びました。そして現在、調査が縁となって知り合った養護教諭の勉強会のメンバーに加えてもらっています。

私が過ごした具体的な学生生活についてですが、1年目は学部で言えば教養の単位を取得する事に努め、2年目は研究計画を練って倫理委員会に諮り、調査を実施しました。3年目はデータの分析と論文の作成、というように計画的に取り組みました。また、長期履修制度を利用した場合、2年間の博士前期課程は3年間に履修期間を延ばせると共に、2年分の授業料を3年に按分して納入できた点も、貯金などを取り崩さずに月々の給料の中から学費が支払えて、費用の面でも無理なく修学できました。

私の近況ですが、大学院を修了した現在も、以前と変わらない職場で看護師として働いています。しかし、同級生の多くが修了後に教育の道に進んでいる事もあって、私もこれまで看護師や保健師として働いてきた経験、そして大学院で学んだ事を教育の場で活かす事に興味が湧いてきました。それから今でも、学会発表や論文投稿の相談でたびたび学校を訪れています。つい先日には、大学院で行なった研究を学会で報告する事ができました。行なった研究をそのままにせず、広く役立ててもらうためにも、次は論文投稿に挑戦しようと思っています。そんな訳で、今後も時々お邪魔すると思いますが、修了後も変わらず温かく迎えてくれる学校や先生、研究室のメンバーに感謝しています。