名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

人間文化研究所

サイエンスカフェ

【2月20日開催報告】サイエンスカフェ:バチカンの歴史といま―教皇フランシスコの挑戦― 松本佐保教授

[2016年01月18日]
第74回 Human & Social サイエンスカフェ
日時 2016年2月20日(土) 15:00 - 17:00
内容 講義名:シリーズ「欧米」を考える(5)
「バチカンの歴史のいま ~教皇フランシスコの挑戦~」
講師名:松本佐保 教授(ヨーロッパ史、国際関係史)

参加記:

「人間味あふれる」教皇として知られる教皇フランシスコ。サイエンスカフェの前日、彼はアメリカ大統領候補者の発言に苦言を呈した。教皇がそこまで発言するのかと世界がざわついたことは記憶に新しい。
教皇、つまりローマカトリック教会の最高位聖職者の言動には、12億人いるといわれるカトリック信者のみならず、全世界が注目している。なぜなら、私たちは彼の言動からどのような世界を築くのかというメッセージやビジョンを得ようとするからだろう。
今年度最後のサイエンスカフェは、講師の松本先生がバチカン市国の歴史的経緯を教皇との関わりから紹介し、カトリック教会がどのような世界を目指してきたのかを捉える会となった。バチカンは19世紀から現在に至るまで国際政治に関与してきたという。国際情報に敏感に反応し、現教皇に至っては積極的に世界に発信している。教皇の言動から私たちは何を読み取ることができるのだろう。彼が世界に向けて発するメッセージから、私たちは人としてのあり方を捉え直していくことが求められているように思えた。
(匿名)

開催案内(PDF)はこちら。(287.5 KB)