名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

人間文化研究所

サイエンスカフェ

【開催報告10月17日】サイエンスカフェ:たかが冠詞(名詞形)、されど冠詞(名詞形) 日木満教授

[2015年09月07日]
第72回 Human & Social サイエンスカフェ
日時 2015年10月17日(土) 15:00 - 17:00
内容 講義名:シリーズ「欧米」を考える(3)
「たかが冠詞(名詞形)、されど冠詞(名詞形)~日英語比較言語学の世界へようこそ~」
講師名:日木満 教授(英語言語学)

今回のテーマ「たかが冠詞(名詞形)、されど冠詞(名詞形)」は、とてもキャッチーであるのと同時に、冠詞、名詞形といったトピックは英語学習者にとって永遠の課題ではないだろうか。日本語を母語とする私たちにとって、冠詞や名詞形(a, the, one's, -s)というものは馴染みがなく、たとえ文法的に誤っていても、具体的に何がおかしいのか気づくことが難しい。私はこれまで名詞を可算名詞として扱う時と、不可算名詞として扱う時に、意味が異なることには注意を払っていた。しかし今回は例文を通してその違いだけでなく、冠詞や名詞形の違いが形容詞の意味、前置詞、動詞などあらゆる他の品詞にも変化をもたらすことを学んだ。やはり、たかが冠詞(名詞形)と言っても、実際にはそれらの使い方によって伝えたいことと、伝えられることは一致しない可能性が出てくる。本講座では、文法上の正誤という問題を越えて、コミュニケーションをとる上で発信者としての自分の責任を自覚し、冠詞や名詞形を使いこなす必要性を強く感じた。私の場合、相手に直接伝わる方法で、意志疎通ができるようになりたいので、今後は少々細かいとも思われる冠詞や名詞形にも気を配りたい。また、冠詞や名詞形を突然使いこなすことができるようになるとは思わないので、英語学習者として地道にインプットとアウトプットを重ねていきたいと思っている。

渡邉あかね(本学学部生)

日木先生

開催案内(PDF)はこちら。(843.6 KB)