名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

人間文化研究所

コラム

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52回サイエンスカフェ 2012年7月22日(日)

[2012年07月22日]
52回サイエンスカフェ 2012年7月22日(日)
講師: 藤田栄史教授
テーマ: 「子ども・若者にやさしいまち名古屋をつくる
―子ども・若者・子育て家庭の貧困・困難と支援政策を再考する―」

はじめてサイエンスカフェに参加させていただきました。大勢の方が参加されており、関心の高さにちょっと驚き、どんな方々なのか、知りたい気がしました。52回サイエンスカフェ
私自身は、自分の子育てが始まったときからこのテーマに関心を持ち続け、仲間をつくって子どもによい環境をつくる活動を続けています。いまの名古屋市が子育てしやすいと思っているわけではありません。社会は変わるし、必ずしも良くなっているとは言えない。でも、良くなる道筋をつけて行くのは、今を生きる者としての務めではないかと思っています。
52回サイエンスカフェ藤田先生のお話は、テーマに沿って、とくにご専門の労働社会学の立場から、'子どもの貧困'問題に目を向けた内容でした。たくさんの資料を用意してくださり、それに沿ってのご説明は、労働社会学には素人でもわかる、簡にして要を得たものでした。そして、最後のまとめで、名古屋市の今後に向けてのいくつかの問題提起―福祉・保育・教育・保健等、関係機関・専門職の横のつながりの強化、就労支援等に基礎自治体が役割を担うこと―によってよい方向に変えられるのではという展望を話されました。今後もこの問題について藤田先生とごいっしょに研究を進めて行きたいものと、改めて思いました。

奥田陸子(NPO法人「子ども&まちネット」理事)