名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

ジンシャの学生生活

ジンシャの学生生活

2017年度「中高・教職実践演習」最終講義

[2018年01月11日]

2017年度「中高・教職実践演習」最終講義

[2017年12月22日]

名古屋市立大学人文社会学部では、中学社会・中学英語・高校地理歴史・高校公民・高校英語、そして幼稚園の教員免許を取得することができます。

このうち、学部生・大学院生が中高の教員免許を毎年取得し、高い比率で教員採用試験の合格者を出しています(名古屋市、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府等)。既に合格した先輩たちも、「ゲストスピーカー」として母校の後輩を励ましに来てくれます。

12月22日の4限・5限は、中高教職課程の「学びの集大成」として位置づけられている「教職実践演習」の最後の授業でした。11月中旬から4限・5限の連続で開講してきたこの授業では、ときに現役の先生をお招きしながら、「教師になるための資質と能力」を再確認します。さらに、「持続可能な地域社会を作る教育」を理念に掲げる人文社会学部の特徴が生かせるようシラバスを工夫し、どの授業も質の高い討論を交えたゼミ形式で終えることができました。以下は、参加した学生さんの感想の一部です。

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教職課程を終えて

3年間にわたる教職の授業が終わり、大学生活も終わりに近づいてきました。私は春から地元の岐阜県で高校英語の教員として勤務します。

私は高校生の頃から教員を志望していました。そんな中で教育大学ではなく総合大学である名市大に進学したのは、教育に関する知識だけでなく幅広い知識と教養を持った教員が今後社会に必要とされると思ったからです。

教職課程は苦しいことも多くありました。授業は教職を履修していない学生より多く取らなければならず、課題や実習もたくさんあります。少人数のため、その苦労を共有できる仲間も決して多くありません。

しかしその分、その教職の仲間と学びを深め合い、励まし合って頑張ることができました。私が難関と言われる教員採用試験に現役で合格できたのも、教職の仲間たちや先生方のサポートのおかげだと思います。

大変なこともありましたが、たくさんの貴重な経験ができた教職課程での3年間でした。教職の後輩の皆さんにはぜひ名市大教職生の誇りをもって来年の教員採用試験に立ち向かってほしいです。

また、教職課程に進むか迷っている人やこれから名市大を目指す受験生の方へ。名市大の教職課程での学びは本当に充実しています。教職に挑戦して、大学生活がより実りのあるものになることを願っています。

(国際文化学科4年 英語科教職課程履修生 吉田健太)

12月22日、最後の教職実践演習を終えました。これで、教職課程の講義がすべて完了したということになります。名古屋市立大学は教育大学ではなく、さらには教育学部もないため、教職課程の講義のいくつかは卒業に必要な単位として認められません。また、5限や6限といった教職課程以外の学生が帰宅した後に開講される講義を受けることもあり、正直に言えば、大変でした。しかし、だからこそ充実した学生生活を送ることができたのだと、今では胸を張って言うことができます。

これを読んでいるあなたは、「では、教育大学に進学すればよかったのではないか」と思ったのではないでしょうか。私はその意見を否定しません。確かに、教育大学は教職に就くための最短ルートを提供してくれるでしょう。しかし、「最短=最適」ではないのです。私は、教職課程の講義と共にそれ以外の講義を受けることで、教職に就く者としての資質を育むことができました。

また、教職課程以外の名古屋市立大学の学生は、当然のことながら教職以外の職に就きます。そのような学生からの刺激を受けつつ、教職課程の仲間と共に教育について学びあうことができるのも、名古屋市立大学の教職課程の特徴だといえます。

教職課程の先生方は非常に丁寧で、手厚いサポートを学生に提供してくれます。そのおかげで、毎年多くの学生が教職に就くことができているといっても過言ではないでしょう。先生方、4年間、大変お世話になりました。

(現代社会学科4年 社会科教職課程履修生 岩田周也)