名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

ジンシャの学生生活

ジンシャの学生生活

「教育実習事前指導」に、卒業生の木村先生と、協同学習の研究者としても有名なサルバション先生がゲストスピーカーとしてご来校!!

[2017年05月23日]

名古屋市立大学人文社会学部では、中学社会・中学英語・高校地理歴史・高校公民・高校英語、そして幼稚園の教員免許を取得することができます。

教職課程に進むと、どのような授業を受けられるのでしょうか? 数ある教職関連科目の中から、今回は「教育実習事前指導」のある日の様子をご紹介します。

今年度もいよいよ教育実習の時期が訪れました。中高教職課程では、4月21日、人文社会学部の卒業生である木村仁美先生(名古屋市立桜台高等学校)と、協同学習の研究者としても有名なサルバション有紀先生(名古屋女子大学中学校・高等学校)をお招きし、4年生に教育実習の心構えについてお話しいただきました。

授業は少人数制ならではの打ち解けた雰囲気で進み、質疑応答も活発に行なわれました。「実習で気をつけるべきことはなにか」「どのくらい授業の準備をすればよいのか」「生徒とどのように接すればよいのか」。こうした質問に丁寧にお答えいただき、日が暮れるころには不安も消えてゆきました。ゲストの先生方の励ましの言葉を胸に刻み、これから受講生各自が教育実習に臨んできます。

以下、ゲストの先生方からのメッセージと学生の感想の一部をお届けします。

木村先生と記念撮影.jpg サルバション先生と記念撮影.jpg
木村先生と記念撮影 サルバション先生と記念撮影

木村仁美先生(名古屋市立桜台高等学校)「教育実習生に望まれること」

今年も昨年に引き続き、自分が在学中お世話になった先生に招かれ、学生のみなさんへ向けて講話をさせていただきました。

今回講話をするにあたり、「現職の教員として」実習生に求めることと、「名市大の先輩として」アドバイスできることの2つを意識しながらお話しさせていただきました。

学生のみなさんはとても熱心に話を聞いてくださり、また、実習にあたっての楽しみなことや不安なことについてもたくさん話してくださいました。実習を控えた学生のみなさんの目はとても輝いており、不安はあってもそれを乗り越え、多くの経験をしてこようという強い意志が感じられ、教員4年目を迎えた私自身も、初心を取り戻すことができ、私にとってもたいへん有意義な時間となりました。

同じ夢を持つ後輩を、これからも応援していきたいと思います。

(木村仁美)

木村先生が名市大生としての強みを生かすということについてのお話をしてくださったことが印象に残っています。正直なところ、私は今まで自分が名市大で学んできたことが教育実習や教員採用試験の場で上手く活かせるのだろうか、という不安がありました。しかし、「名市大でしか学べないことを強みにしていけばよい」という木村先生のアドバイスを聞いて、自分が名市大で学んだことを自分の特徴・個性にできればいいと思うことができました。

教師でよかったと思う瞬間の話をしていらっしゃる時の木村先生のお顔が、本当に楽しそうでした。学校現場で働いていらっしゃる名市大の先輩の話を直接聞くことができて、自分の教師に対する憧れが更に大きくなりました。

今日木村先生に頂いた様々なアドバイスを活かして、教育実習や教員採用試験に臨みます。

(国際文化学科4年 英語科教職課程履修生 吉田健太)

サルバション有紀先生(名古屋女子大学中学校・高等学校)「教育実習生に望まれること」

今回、教育実習を間近に控えた学生さんたちにお話しするという貴重な機会をいただけたことを心より感謝します。

準備の過程を通じて自分自身の教員としての生活や教育実習を振り返ることができ、一番勉強させていただいたのはもしかしたら自分ではないか、と思っています。また、学生さんたちの真剣なまなざしを感じ、自らの実習生指導のあり方についても改めて考えることができました。

2~3週間という短い実習期間中、実際にできることは少ないですが、生徒と向き合うことに多くの力をつぎ込み、教育実習ができることに感謝を忘れなければ、たくさんの気づきを得、学びを深められるはずです。

実りある実習となるようお祈り申し上げます。

(サルバション有紀)

「私が何を言っても笑ってくださいね」というサルバション先生の最初の一言で、いかに第一印象が人に影響を与えるのかを実感しました。先生の進行に終始心を奪われ、私もそのような「惹きつける」授業をつくりたいと感じました。

実習前・実習中に注意することを多様な視点から学びましたが、その中で特に気を付けたいことが2つありました。1つ目は、授業観察を徹底することです。授業記録のようなシートを作成し、毎回どこを意識して観察するかという視点を明確にし、授業や実習記録にも生かしたいと思います。2つ目は、1つの授業で教える内容の100倍をめざして教材研究を行うことです。事前訪問から実習まで1週間しかありませんが、少しでも実りある授業ができるように、生徒を覚えることと並行して研究に励みます。

実習生という身分をわきまえ、受け入れてくださる学校に常に敬意を持ち、実習に挑んできます。

(心理教育学科4年 社会科教職課程履修生 泉里紗)