名古屋市立大学 大学院人間文化研究科・人文社会学部

ジンシャの学生生活

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名市大なごや多文化共生まちづくり会議開催(2016年5月19日)

[2016年06月17日]

名市大なごや多文化共生まちづくり会議開催(2016年5月19日)

名古屋市が現在進めている「多文化共生推進プラン」の第2次プランに対し、学生の視点から意見を述べるために、5月19日、名古屋市と名古屋市立大学人文社会学部との共催で「名市大なごや多文化共生まちづくり会議」を開催しました。人文社会学部国際文化学科の平田ゼミ、やまだゼミ、山本ゼミの26人の学生が参加し、名古屋市をはじめとする東海地区で暮らす多くの多国籍の人々や国際結婚により生まれた人々、海外からの帰国者など日本国籍でも外国文化を背景に持つ人々との多文化共生を目指して、どのようなまちづくりをしたらよいのかについて話し合いました。以下は、この会議に参加した学生の感想です。

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5月19日に多文化共生名古屋まちづくり会議が行われました。過去に行われた外国人を対象としたアンケートや市民懇談会、そして今回私たちが行ったインタビューを参考に名古屋というまちが多文化共生のために何ができるかを議論しました。

私は名古屋に住む日系ペルー人の方にインタビューしました。その方は日本語に不安があるようでしたが、「苦労してでも日本語を学びたい。日本語を学ぶことが自分の生きる力となっている。」とおっしゃっていました。与えられる環境に甘えるのではなく、努力して日本人に歩み寄ろうとするその姿勢はとても素敵で、また日本人として嬉しく思いました。

会議当日はテーマごとに班に分かれ、それぞれが多文化共生という点で名古屋に現在どんな問題があり、どのように解決できるかを議論しました。私の班は「まちなか言語」というテーマで議論をしました。はじめ、まちにある標示や看板を多言語表記すべきという意見が多かったのですが、インタビューで聞いたことを話すとみんな納得してくれて、最終的に標示や看板はやさしい日本語で表記すべきという意見にまとまりました。具体的には駅の表示やゴミ出しの説明などをひらがなでイラストをつけて表記したり、税金や保険などの複雑な説明は地域でやさしい日本語での説明会を行う、といったような案が出ました。自分には思い付かないような意見もあり、非常に楽しい議論となりました。

今回は国際的な意味での多文化共生についての議論が多かったですが、様々な意見を聞いて多文化共生とはもっと広い意味を含んでいるということが分かりました。自分を自分らしく表現でき、それを暖かく受け入れてくれるまちに名古屋がなってくれれば嬉しいです。この会議は、そのために私たちにもできることがたくさんあるということを教えてくれました。

(人文社会学部国際文化学科3年生 小林愛子)