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附属研究所等

医学研究科分子医学研究所

分子医学研究所分子医学研究所

分子医学研究所は、昭和62年に設置され、遺伝子制御学分野、分子神経生物学分野(生体制御部門)、細胞分子生物学分野(分子遺伝部門)、分子毒性学分野(分子毒性学部門)および再生医学分野(再生医学部門)で構成されています。開設以来、教育面では、大学院医学研究科に属し、大学院教育に重点を置き、各部門が一団となり、優秀な研究者の育成に力を注ぎ、分子レベルでの最先端の研究を行い、研究実績を挙げてきました。

分子神経生物学分野では、グリア細胞、特にアストロサイトの研究を進め、グリア細胞が脳内機能調節、神経疾患や脳損傷後の神経保護作用に果たす役割を解析し、神経疾患の原因究明、グリア細胞をターゲットにした新たな治療法の開発を目指し研究を行っています。

細胞分子生物学分野では、平成5年の設立以来、ヒトの難治性疾患に関する研究を一貫して行い、エイズ、がん・白血病、関節リウマチなどの病態の中核を担う遺伝子群の統括的遺伝子発現制御の分子機構を解析し、構造生物学と計算化学の手法を取り入れ、これらの病態の分子論的な把握と新しい治療法の開発に取り組み、多くの国際的な業績を世界に発信しています。

分子毒性学分野は平成15年に我が国の医学部ではじめて設立され、発がん期間を短縮した遺伝子操作動物モデルの開発、がん遺伝子を活性化することによる発がん物質の早期検索法の開発を行ない、ナノ材料(直径100nm以下の粒子)の発がんリスクの新しい評価手法の開発を行っています。これらの成果を通じて医療・産業・行政で活躍する毒性専門家の育成を行っています。

平成19年度に新設された再生医学分野では、主にマウスとサルを用い、成体脳における神経幹細胞からの神経細胞の産生に関する様々な研究を行っています。特に成体脳内における神経細胞の移動制御機構を解明し、脳梗塞などの神経疾患によって失われた神経細胞を再生させる新しい治療方法の開発に貢献することを目指しています。

このように、分子医学研究所では、臨床医学分野との連携により、疾患の分子機構の解明から先端医療を先導する応用的研究までを含む幅広い研究を展開し、世界に向けて情報を発信し続けています。

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